旅行ジャーナリスト村田和子のブログ

能登地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

我が家のお正月は、別々に暮らす家族が集い、自宅でゆっくりと過ごす予定でした。
元旦は「ゆく年くる年」を見て（知人の福井駅長さんが出演と聞いていたので）家で一日のんびり。
２日は氏神様にお参りに行き、毎年恒例の外で初ランチ…３日はそれぞれ帰途に……なんていう計画でした。

元旦は朝から楽しみにしていたワインを開け、午後はいい感じでアルコールも入って、まどろむようにテレビを見ながら家族団らん……そんな時に、地震の一報がテレビに映し出され、スマホにも緊急地震速報が。
多くの方がそうだったかと思いますが、何が起こったか、一瞬わからないまま、関西も揺れ始めたので、避難経路を確保。
事態の深刻さに、一気にのんびりムードは吹っ飛びました。

北陸は新幹線延伸もあって、ここ数年よく訪れていた場所です。刻一刻と入る映像に言葉もありません。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

そして翌２日には、ちょうど見ていたNHKの地震のテレビ画面が切り替わり、空港火災の模様。
羽田空港というアナウンスに、え？何かの間違いでは…？と思っておりましたが、徐々に状況が明らかになるにつれて、信じられない気持ちがこみ上げます。機内の乗員乗客が全員無事という一報を聞き安堵しました。あの状況で脱出できた、乗務員の皆様、乗客の皆様は本当に素晴らしいですね。海保の方は被災地支援に向かう途中だったとのこと。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

立て続けの地震や事故で、なんとも気持ちの整理がつきませんが、自分がこうして日常生活を送れていることが奇跡のように感じます。
些細なあたりまえの日常に感謝する気持ちを忘れずに、できることから被災地の支援なども私なりの方法でしていければと思っています。

また被災地はもちろん、映像を通じて多くの方のメンタルも心配です。共感疲労を起こさないように私も気を付けております。
以下参考記事も掲載をしておきます。
共感疲労とは…悲惨なニュースや話で精神的に辛いときの対処法


※写真は、能登の穴水まで、観光列車でひとり旅をした時の模様（花嫁のれん→のと里山里海号）から