旅育・家族旅行Q&A⑨:子どもと一緒に47都道府県の旅をしたことについて
2022年度、旅育関連のセミナー(聖徳学園様、北海道観光振興機構様、その他)でいただいた質問について、多くの方に参考にしていただけるように、こちらでお応えしていきます。
Q:47都道府県の踏破について
①47都道府県を踏破した中で、心に残っている旅先はどこですか?
A:47都道府県、それぞれ素晴らしいところがありますが、一番印象に残っているのは(質問の意図と異なるかもしれませんが)旅のトラブルがあった九州の観光列車を乗り継ぐ旅。家族みんなで、早朝の飛行機に乗り鹿児島空港へ。そこから観光列車と船を乗り継ぎ熊本天草へ1日で行くというハードな工程を立てました。でも途中、まさかの集中豪雨で列車が運休。先へ進む方法を探っていると、高速バスがあることを息子が地元の人から聞き、タクシーでバス停に向かい、最後は時間がせまっていたので雨の中、バス停までダッシュ。
なんとか高速バスに間に合い、最終目的地の天草へたどり着いたときには、ほっとするやらつかれたやら。
ただ振り返ると大変だったけれど何とかなったという成功体験として家族の記憶に刻まれています。
この旅のポイントは、家族みんなで「ちょっと大変そうだね」といいながらも旅の行程を立てていたことです。息子もちゃんと行程を理解していたので、トラブルがあっても前向きに対処できたのだと思います。
※しかもこの時は観光列車の指定券を、息子にみどりの窓口で買ってきてもらいました⇒どう伝えるかしっかり練習の上ですが、だれよりも思入れがある旅だったと思います
あとは47都道府県で最後に訪れた福井県ですね。達成感と共に福井県立恐竜博物館や周辺も恐竜のモチーフがたくさんあったのが記憶に残っています。
Q:訪れる場所ありきの旅だと、旅の目的は後付けになりませんか?どのように一緒に計画したのですか?
A:「日本全国を踏破する」ということ自体が数年がかりの大きな目標だったので「残った都道府県から次はどこへ行くか?」を一緒に決めたり、目的の都道府県が決まっていても「その都道府県で何をするか?」を一緒に考えました。
お子さんを旅の計画に巻き込む方法はいろいろあると思います。時間がないときは地図をみながら自宅と旅先を確認、どんな移動手段で行くか?を共有したうえで、「旅でのチャレンジ」を各人で宣言するのもいいですよ。いろいろと工夫をしてみてください。
回答:旅行ジャーナリスト・旅育コンサルタント 村田和子
Q:47都道府県の踏破について
①47都道府県を踏破した中で、心に残っている旅先はどこですか?
A:47都道府県、それぞれ素晴らしいところがありますが、一番印象に残っているのは(質問の意図と異なるかもしれませんが)旅のトラブルがあった九州の観光列車を乗り継ぐ旅。家族みんなで、早朝の飛行機に乗り鹿児島空港へ。そこから観光列車と船を乗り継ぎ熊本天草へ1日で行くというハードな工程を立てました。でも途中、まさかの集中豪雨で列車が運休。先へ進む方法を探っていると、高速バスがあることを息子が地元の人から聞き、タクシーでバス停に向かい、最後は時間がせまっていたので雨の中、バス停までダッシュ。
なんとか高速バスに間に合い、最終目的地の天草へたどり着いたときには、ほっとするやらつかれたやら。
ただ振り返ると大変だったけれど何とかなったという成功体験として家族の記憶に刻まれています。
この旅のポイントは、家族みんなで「ちょっと大変そうだね」といいながらも旅の行程を立てていたことです。息子もちゃんと行程を理解していたので、トラブルがあっても前向きに対処できたのだと思います。
※しかもこの時は観光列車の指定券を、息子にみどりの窓口で買ってきてもらいました⇒どう伝えるかしっかり練習の上ですが、だれよりも思入れがある旅だったと思います
あとは47都道府県で最後に訪れた福井県ですね。達成感と共に福井県立恐竜博物館や周辺も恐竜のモチーフがたくさんあったのが記憶に残っています。
Q:訪れる場所ありきの旅だと、旅の目的は後付けになりませんか?どのように一緒に計画したのですか?
A:「日本全国を踏破する」ということ自体が数年がかりの大きな目標だったので「残った都道府県から次はどこへ行くか?」を一緒に決めたり、目的の都道府県が決まっていても「その都道府県で何をするか?」を一緒に考えました。
お子さんを旅の計画に巻き込む方法はいろいろあると思います。時間がないときは地図をみながら自宅と旅先を確認、どんな移動手段で行くか?を共有したうえで、「旅でのチャレンジ」を各人で宣言するのもいいですよ。いろいろと工夫をしてみてください。
回答:旅行ジャーナリスト・旅育コンサルタント 村田和子
この記事へのコメント