子どもたちの夢や希望を応援@ドリームプロジェクト
星のや東京 総料理長 浜田統之シェフが、大田区立池上第二小学校で毎年6年生に実施するキャリア教育「ドリームプロジェクト」に参加すると伺い取材へ。
星のや東京 総料理長 浜田統之氏~国際大会ボキューズ・ドール国際料理コンクールで日本人として初の総合銅メダルを獲得
会場となる体育館には、2クラス52名の6年生の子どもたち。そして依頼を受けて手弁当で参加した講師の方は、オンライン参加も合わせると20名近くいらっしゃり、びっくり‼ 薬剤師、税理士、スポーツ系、ゲームクリエイター、保育士、大林組(設計)、そして観光業ではJR東日本の運転士や車掌の方もオンラインで参加をされていました。
未来を担う子どもたちに「何かをしてあげたい」と願う大人や企業が多いことに、胸が熱くなります。特にコロナ禍で様々な行事も中止になる中、6年生の児童にとっては、忘れられない経験になったのではないかと思います。
「料理人を目指したい」という子どもたちから、浜田シェフへ直筆のお願いの手紙が到着したのは昨年11月だといいます。子どもが中心となり時間をかけて準備を進めたプロジェクト、緊急事態宣言下の中での開催でしたが、本当にできてよかった!
講師の浜田シェフが学校へ到着すると、控室までのアテンドやお茶を出すのも子どもたちが担当したといい、靴箱や机など講師のネームプレートも、子どもたちの手作り。
学校の先生によると、総合的な学習として、夢を持って将来の生き方を考えたり、社会の現実を考えながら将来の職業や仕事について考えることを目指した授業の一環とのこと。
「将来何をしたいか?を自由に発想してもらい、それを実現するためには仕事に就くことが必要という気づきから始めます。そして、どんな仕事があるのか?したいか?子どもたちが考え、最終的に話を聞きたい人を決めて手紙を書くんです(学校からの依頼も添付)。そういった子どもたちの熱意が伝わり、毎年多くの方にご協力を頂いています。参加が難しくても手紙で子どもたちへメッセージを頂くことも多く、それが子どもたちの力になっています」
他の学校でも似た取り組みは多いといいますが、子どもたちが講師を決めてお願いをするケースは珍しいとか。
子どもたちにとっては、事前のアプローチから関わることで自分事となりますし、自分たちが送った手紙に答え、来てくれたこと自体が大きな成功体験! そして実際に憧れの仕事の話を聞くことができるとは……素晴らしい。
当日は、子どもはグループに分かれ、講師のブースをまわります。何を聞くか事前に話しあったメモを手に少し緊張気味にやってくる子どもたちも、最後には身を乗り出して熱心に聞き入る様子があちらこちらで見られ印象的でした。
浜田シェフのブースは、気が付けば、すべて男の子のグループ! なぜ料理人になりたいの?という浜田氏の問いかけに「お父さんお母さんを笑顔にしたい」「みんなを喜ばせたい」と子どもたち。
浜田シェフからは、自分が料理人を目指そうと思った小学校4年生のときのエピソードが語られました。家庭科の実習で、フルーツを包丁で切って盛り付けるという授業があったそう。他の子どもたちが先生の見本通り作る中、浜田シェフは、「それではつまらない!」と、りんごの一部をカットしてスプーンでくり抜き、そこにカットした果物をいれて、蓋をする。一見りんごだけれど、蓋をあけると中からいろいろな果物がでてくる仕掛けにされたそう。
それを見た先生が「浜田君、素晴らしい。校長先生に見せに行こう」と、校長先生にプレゼンを行い、表彰状をもらったのがうれしくて、この道を目指すきっかけになったといいます。見本通りしなさいと怒られていたら、違う道を歩んでいたかも……と浜田シェフ。子どもの好奇心や未来を育てる大切さを、改めて感じます。小学校の卒業文集では「料理人になる」と既に宣言されていたというのもすごい!
料理人として大切にしていることは?という質問には、「目の前のお客様にどうやったら喜んでもらえるか?を大切に安全安心なものを提供すること。食べるとは、他の命を頂くということを忘れず、食材を大切に扱うこと。」と答えていらっしゃいました。
途中、無農薬栽培の長野県軽井沢サラダファームの方とも回線をつないで生産者の話をダイレクトにきいたり、フランスで出版された浜田シェフの美しい料理の写真集には、くぎ付けになる子どもたちの姿もありました。
浜田シェフのワクワクとするプレゼンテーション満載のお料理のフィロソフィーは、子ども時代からだったのだなあと思うとともに、実際に浜田シェフのお料理を前にしたら子どもたちはどんな表情をするだろうか?と思います。見せてあげたい…。
※この後何かが起こるのですが、また近く公開します
旅育でも感じますが、こういった非日常の体験の中で、子どもの興味が花開くことは多いもの。たった一度の経験が将来の目標になることも少なくないと感じます。今日の出来事、そして準備からの一連の子どもたちの学びは、きっと子どもたちの将来の宝物になると思います。
※オンライン参加のパソコン前に男の子が大勢!ゲームクリエイターの方でした
※日本バレエ協会の方のブースは女の子たちが
コロナで多くの夢や希望が絶たれていますが、明るい未来に向けて子どもたちがしっかりと歩めるように。こういった機会が多くの子どもたちに提供されることを願ってやみません。自分に、そして旅を通じて、何ができるかを考えてみたいと思っています。
浜田シェフをはじめ講師の皆様、学校ならびに関係者の皆様、お疲れさまでした。
すてきな機会を取材させていただき、この場を借りてお礼申し上げます。
星のや東京 総料理長 浜田統之氏~国際大会ボキューズ・ドール国際料理コンクールで日本人として初の総合銅メダルを獲得
会場となる体育館には、2クラス52名の6年生の子どもたち。そして依頼を受けて手弁当で参加した講師の方は、オンライン参加も合わせると20名近くいらっしゃり、びっくり‼ 薬剤師、税理士、スポーツ系、ゲームクリエイター、保育士、大林組(設計)、そして観光業ではJR東日本の運転士や車掌の方もオンラインで参加をされていました。
未来を担う子どもたちに「何かをしてあげたい」と願う大人や企業が多いことに、胸が熱くなります。特にコロナ禍で様々な行事も中止になる中、6年生の児童にとっては、忘れられない経験になったのではないかと思います。
「料理人を目指したい」という子どもたちから、浜田シェフへ直筆のお願いの手紙が到着したのは昨年11月だといいます。子どもが中心となり時間をかけて準備を進めたプロジェクト、緊急事態宣言下の中での開催でしたが、本当にできてよかった!
講師の浜田シェフが学校へ到着すると、控室までのアテンドやお茶を出すのも子どもたちが担当したといい、靴箱や机など講師のネームプレートも、子どもたちの手作り。
学校の先生によると、総合的な学習として、夢を持って将来の生き方を考えたり、社会の現実を考えながら将来の職業や仕事について考えることを目指した授業の一環とのこと。
「将来何をしたいか?を自由に発想してもらい、それを実現するためには仕事に就くことが必要という気づきから始めます。そして、どんな仕事があるのか?したいか?子どもたちが考え、最終的に話を聞きたい人を決めて手紙を書くんです(学校からの依頼も添付)。そういった子どもたちの熱意が伝わり、毎年多くの方にご協力を頂いています。参加が難しくても手紙で子どもたちへメッセージを頂くことも多く、それが子どもたちの力になっています」
他の学校でも似た取り組みは多いといいますが、子どもたちが講師を決めてお願いをするケースは珍しいとか。
子どもたちにとっては、事前のアプローチから関わることで自分事となりますし、自分たちが送った手紙に答え、来てくれたこと自体が大きな成功体験! そして実際に憧れの仕事の話を聞くことができるとは……素晴らしい。
当日は、子どもはグループに分かれ、講師のブースをまわります。何を聞くか事前に話しあったメモを手に少し緊張気味にやってくる子どもたちも、最後には身を乗り出して熱心に聞き入る様子があちらこちらで見られ印象的でした。
浜田シェフのブースは、気が付けば、すべて男の子のグループ! なぜ料理人になりたいの?という浜田氏の問いかけに「お父さんお母さんを笑顔にしたい」「みんなを喜ばせたい」と子どもたち。
浜田シェフからは、自分が料理人を目指そうと思った小学校4年生のときのエピソードが語られました。家庭科の実習で、フルーツを包丁で切って盛り付けるという授業があったそう。他の子どもたちが先生の見本通り作る中、浜田シェフは、「それではつまらない!」と、りんごの一部をカットしてスプーンでくり抜き、そこにカットした果物をいれて、蓋をする。一見りんごだけれど、蓋をあけると中からいろいろな果物がでてくる仕掛けにされたそう。
それを見た先生が「浜田君、素晴らしい。校長先生に見せに行こう」と、校長先生にプレゼンを行い、表彰状をもらったのがうれしくて、この道を目指すきっかけになったといいます。見本通りしなさいと怒られていたら、違う道を歩んでいたかも……と浜田シェフ。子どもの好奇心や未来を育てる大切さを、改めて感じます。小学校の卒業文集では「料理人になる」と既に宣言されていたというのもすごい!
料理人として大切にしていることは?という質問には、「目の前のお客様にどうやったら喜んでもらえるか?を大切に安全安心なものを提供すること。食べるとは、他の命を頂くということを忘れず、食材を大切に扱うこと。」と答えていらっしゃいました。
途中、無農薬栽培の長野県軽井沢サラダファームの方とも回線をつないで生産者の話をダイレクトにきいたり、フランスで出版された浜田シェフの美しい料理の写真集には、くぎ付けになる子どもたちの姿もありました。
浜田シェフのワクワクとするプレゼンテーション満載のお料理のフィロソフィーは、子ども時代からだったのだなあと思うとともに、実際に浜田シェフのお料理を前にしたら子どもたちはどんな表情をするだろうか?と思います。見せてあげたい…。
※この後何かが起こるのですが、また近く公開します
旅育でも感じますが、こういった非日常の体験の中で、子どもの興味が花開くことは多いもの。たった一度の経験が将来の目標になることも少なくないと感じます。今日の出来事、そして準備からの一連の子どもたちの学びは、きっと子どもたちの将来の宝物になると思います。
※オンライン参加のパソコン前に男の子が大勢!ゲームクリエイターの方でした
※日本バレエ協会の方のブースは女の子たちが
コロナで多くの夢や希望が絶たれていますが、明るい未来に向けて子どもたちがしっかりと歩めるように。こういった機会が多くの子どもたちに提供されることを願ってやみません。自分に、そして旅を通じて、何ができるかを考えてみたいと思っています。
浜田シェフをはじめ講師の皆様、学校ならびに関係者の皆様、お疲れさまでした。
すてきな機会を取材させていただき、この場を借りてお礼申し上げます。
この記事へのコメント