旅行ジャーナリスト村田和子のブログ

本日は、JTB主催のパートナーミーティング@オンラインに参加しました。
通常でしたら、新宿の京王ホテルの大きな宴会場で、賀詞交歓会なども兼ねたにぎやかな場なのですが。
今回は密を避けるべくオンライン開催。
年末の記者懇親会もなかったので、今回初めて新社長に就任された山北栄二郎氏のお話をライブで伺いました。

会議では、今までも様々な災害等があったが、短期的、地域限定的だったこと。それと比較するとコロナは比にならないという話も。
またコロナ禍において交流需要は高まっているが、価値観・行動様式が大きく変わった中、元にもどることはないという話。そして中期経営計画のテーマは、「地球を舞台に「新」交流時代を切り拓く」　との発表がありました。

手元のメモには
デジタルとリアルの融合
実感価値は提供するのではなくお客様が感じるもの
タビマエ、タビナカだけではなく、日常からタビアトまでのカスタマージャーニーに寄り添い力を入れる
送客ではなく誘客（エリアマネジメントを行い⇒お客様を呼ぶ）
パーソナライズされたサービスをシームレスに
……などが並びます。

またツーリズム事業、エリアソリューション事業とともに、ビジネスソリューション事業にも力を入れるとのことで、
リアルとバーチャルのハイブリッド型ビジネスイベント請負なども、今後力をいれていくとのこと。

今回のパートナーミーティングも７００名以上が参加していたとのことですが画像もクリアで進行もスムーズ。まったくストレスがなく快適に視聴ができました。株主総会などリアルなイベントの実施、バーチャルの技術力、旅行業で培ったホスピタリティ　が強みと山北氏はおっしゃっていましたが頷けます。

ワ―ケーションなども広く浸透するには、個人単位というよりも、会社単位で動かすことも必要でしょうし、在宅ワークなどが増えればオフィスは持たず、年に数度のイベントや研修機会で集まるということも、コロナが落ち着けばでてくることでしょう。
今後が楽しみな分野です。

そして大変な状況ではあるはずですが、全体を通じて、話の８割は未来のこれからの話でした。
これからの前向きな話は、こちらもパワーがもらえます。
未来を切りひらくには、まずは今の状況を認めて覚悟を決めるところが大事なんだろうなあと、ちょっと余談ですがそんなことも思ったりもした私でした。

参加の機会を頂き、この場を借りてお礼申し上げます。