旅行ジャーナリスト村田和子のブログ

首都圏の緊急事態宣言の提言がされたというニュース。GOTO一時中断が伸びそうで観光業の先行きが心配なのはもちろんなのですが。
それ以上に母として気になるのは受験のこと。
我が家は、中学、高校(※中高一貫ではない国立だったため通常の受験準備が必要）、大学(昨春に合格）と気が付けば、３度の受験を経験しています。だからこそ、受験生のみなさん、そして親御さんの気が気でない心中お察し致します。

本当にこの一年は、コロナやその対応に振り回され、メンタルも大変なことだったかと。受験生も親御さんもよく頑張られてきたと思います。きっとこれを乗り越えた精神力は、力になっているはず。受験生や親御さん、応援しています！
そして国や都道府県には受験に配慮した対応を早急に発表してほしいと願っています。

※いつもは湯島天神ですが、今年はコロナということで、昨年訪れた清明神社@京都の写真で

昨年の今頃、私は体調管理、そして無事に試験会場へ向かえるようにと気をもんでおりました。親ができることは、本番で実力を出せるような環境整備しかないのです。
共通テスト（昨年はセンター試験でしたが）の会場が、都内ですが１時間はかかる遠くて行ったことがない駅の大学。一度下見をした方がいいのでは？と息子と話をして、気分転換をかねて息子は実際に足を運んでおりました（なじみのない路線で駅の構造も違い、乗り換えなどとまどったようで、行ってよかったと息子談。聞けば結構いかれるケース多いようです）

会場の下見は、中学の時は、私が本命の学校については往復違うルートで確認をしました。
２ルートを確保しておくと、雪や交通機関の乱れがあっても不安は減ります。そして当日は万一のリカバリーができるように早めに最寄り駅に到着するため、下見の際に時間をつぶせるカフェの営業時間チェックなどもしておりました。

コロナが感染拡大し、不要不急な外出を控えるようにという中ですので、下見をするかどうかの判断は人ぞれぞれかと思います。
ただ我が家はやっておいてよかったことの一つなので、ご参考までに。

個人的には、成人式なども準備をして親子で楽しみにしていたご家庭も多いでしょうに、各地で中止等の発表もあり残念です。
我が家の息子も、京都で昨春から一人暮らしも、どんどん楽しみが閉ざされ、結局一年間リモート授業。
諦めるのに慣れてしまうのも怖いなあと思い、大学に頼らず、今だからできることをしようと家族では話しております。
若者が未来を描ける、そんな世の中に早くなりますように。