音楽とアート、そして人を愛する「エースホテル京都」アジア初進出
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。Gotoトラベルも新たな動きが始まりましたね。世界的ブランドからライフスタイル型のこだわりのホテルまでたくさんの開業があり、そんなホテルライフを楽しむのもおススメです。ぜひ情報のアンテナを立てて探してみてくださいね。さて、そんな中、私がすごく気になり、見学にいってきたのが京都、烏丸御池に6月に開業した「エースホテル京都」。
実は息子が大学に入学してから、京都の街を自転車で動くことが多く、オープン前からエースホテル京都が入る複合施設「新風館」は気になる存在でした。というのも新風館は、1920年代に建てられた元は電話局という建物。重厚で歴史のある建物を隈研吾氏がリノベーションされたとあっては見たいではないですか!
ということで、最初はプライベートで新風館の1階のショップや地下の映画館などとともに見学へ。ホテル入り口にはスタッフの方が立っていらっしゃり「おお!ちょっと入りにくいぞ」と思いつつも、見学したい旨をお伝えし促されるまま手を消毒して中へ。「入りにくい」というのは、後に私の大きな誤解で、ぜひ自由に中へ……というウェルカムなホテルだと判明したのでした。(入口のスタッフはコロナの対策のため。本当ならもっと自由に出入りできる導線もあるそうですが、安全・安心のための対応とのこと)
中へ入ると高い天井からのファブリックアートが目を引く空間は、スタイリッシュでありユニーク。奥にフロント、そしてコーヒーショップがあり、ロビーにおかれたテーブルはほぼ満席。ただコーヒーを飲んでいる人ばかりでもなく「?」という疑問をもちながらこの日は帰宅。
でも……一歩足を踏み入れたら、もっと知りたくなってしまい、後日改めて広報の方に連絡をとり、中を見学させていただいたのでした。
エースホテル京都の見学でお話を伺い感じたのは、自分たちのポリシーを大切にし哲学があるということ。館内のアート作品も有名無名問わず純粋に「共感できるもの」を選ばれているのだというのが伝わります。客室にはエースホテルにとって欠かせない音楽を楽しめるように、今となっては貴重な「レコードプレイヤー」と国内外のレコードが用意されているとことも。もちろん聴くこともできますし、ご自身でレコードを持ち込んでもOK。
アメニティなども環境への配慮がされており、私はこちらの「たたみスイート」が、ユニバーサルルームであることに感動。(照明が雲のようなデザインで素敵です)
ちなみにペットと一緒に滞在できるお部屋もあり、自分たちのポリシーに共感して集まる旅人への優しさを随所に感じます。
これはエースホテルが、友人のミュージシャンのコンサートの折に泊まるところがないということから、古い建物を自分たちで改装し、仲間が集う場所としてホテルをオープンさせた歴史に象徴されています。
ハード面の素晴らしさから、京都の場合は高級ホテルという紹介をされるケースが多いと思いますが、エースホテルが大切にしているものを知らずに単に「贅沢」を求めて滞在をすると違和感があるかもしれません。
エースホテルのこだわりや哲学に共感する、アートや音楽を愛する人にこそ、価値があるホテルだと感じます。
新風館の2階以上は、実はすべてホテルのスペース。3つのレストラン(うち一つはクローズ中)の他、宴会場などもあります。213ある客室は、1926年の建物を活かした保存棟(天井が高く窓枠も当時のママ)と新築棟があり、いずれも内装はLAのコミューンデザインが、日本そして京都の歴史・文化・自然などにインスピレーションを受け、国内外のアーティストや伝統工芸家などと一緒に作り上げたもの。各客室はそれぞれ個性ある内装ですが、共通しているのが、染色アーティストの柚木沙弥郎氏の作品があること。
アメニティには、しょうぶ学園の作品である、かわいらしいソープディッシュがあります(お部屋によってデザインが違うようです)。しょうぶ学園とは、鹿児島県にある、知的障害者支援センターで、芸術を通じて障害者支援を行うユニークな施設。今回エースホテル京都の見学で私も知ったのですが、施設が一般にも公開をされているようなのでいつか訪れてみたいと思いました(こういった発見があるのも、エースホテルならではなのでしょうね)
ちなみに環境に配慮してアメニティはすべてボトルタイプ、歯ブラシは竹製です。また、現在は三密回避の対応で、客室は、滞在の後1日はお客様を入れないという徹底ぶり。
説明をうけ、改めて一階のフロアをみると、見え方が随分とかわります。最初に印象的だったファブリックアートは、ソープディッシュなどを手掛けた、しょうぶ学園の方々がそれぞれ表現した作品を、集めたアートワーク。だからこその迫力と惹きつけられる魅力を感じ、一枚一枚丁寧にみると、それぞれの個性がありとても楽しめます。
円形のユニークなフロントデスクは銅できていて、「時間とともに酸化して、ホテルの歩みとともに、いい色合いになっていくと思います」と、今回ご案内頂いた広報の十鳥さん談。
ちなみにその横にあるショップには、エースホテル京都限定のグッズと、実はコロナ禍で当初のラインナップが揃えられないという事情があり、特別に、本来なら現地でないと買えないアメリカのホテルグッズも今は置いているそうなので、気になる方はぜひお早めに。
そして一階のコーヒーショップは「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」も、コーヒー豆を世界各地から生産者と直接交渉をして買い付けるこだわりのショップで、その内装はエースホテル京都と通じるこだわりがあります。
そして謎だった、フロントにあるテーブルの人々ですが。エースホテル京都は、京都の街の中心地にあり、京都を訪れる観光客や地元の方が気軽に集う場所でありたいとのことで、自由に寛いで良いそうです。なかなかコロナ禍でそういったオープンな面が伝わりにくいのが残念ですが、宿泊はもちろん、新風館のこだわりのショップや心地よい庭・空間も含めて、街歩きのブレイクタイムに行くと楽しいと思います。(フロントにはギャラリースペースもあって自由に鑑賞もできます)

レストランもホテルとしてはとてもリーズナブルで、それでいてエースホテルのこだわりの空間を満喫しながら美味しい食事がいただけておすすめです。ぜひ、京都に行ったら、立ち寄ってみてくださいね。烏丸御池の辺りは、最近古い街並みを生かしたクリエイティブなショップなどもできて、散策も面白いですよ。
■エースホテル京都
実は息子が大学に入学してから、京都の街を自転車で動くことが多く、オープン前からエースホテル京都が入る複合施設「新風館」は気になる存在でした。というのも新風館は、1920年代に建てられた元は電話局という建物。重厚で歴史のある建物を隈研吾氏がリノベーションされたとあっては見たいではないですか!
ということで、最初はプライベートで新風館の1階のショップや地下の映画館などとともに見学へ。ホテル入り口にはスタッフの方が立っていらっしゃり「おお!ちょっと入りにくいぞ」と思いつつも、見学したい旨をお伝えし促されるまま手を消毒して中へ。「入りにくい」というのは、後に私の大きな誤解で、ぜひ自由に中へ……というウェルカムなホテルだと判明したのでした。(入口のスタッフはコロナの対策のため。本当ならもっと自由に出入りできる導線もあるそうですが、安全・安心のための対応とのこと)
中へ入ると高い天井からのファブリックアートが目を引く空間は、スタイリッシュでありユニーク。奥にフロント、そしてコーヒーショップがあり、ロビーにおかれたテーブルはほぼ満席。ただコーヒーを飲んでいる人ばかりでもなく「?」という疑問をもちながらこの日は帰宅。
でも……一歩足を踏み入れたら、もっと知りたくなってしまい、後日改めて広報の方に連絡をとり、中を見学させていただいたのでした。
エースホテル京都の見学でお話を伺い感じたのは、自分たちのポリシーを大切にし哲学があるということ。館内のアート作品も有名無名問わず純粋に「共感できるもの」を選ばれているのだというのが伝わります。客室にはエースホテルにとって欠かせない音楽を楽しめるように、今となっては貴重な「レコードプレイヤー」と国内外のレコードが用意されているとことも。もちろん聴くこともできますし、ご自身でレコードを持ち込んでもOK。
アメニティなども環境への配慮がされており、私はこちらの「たたみスイート」が、ユニバーサルルームであることに感動。(照明が雲のようなデザインで素敵です)
ちなみにペットと一緒に滞在できるお部屋もあり、自分たちのポリシーに共感して集まる旅人への優しさを随所に感じます。
これはエースホテルが、友人のミュージシャンのコンサートの折に泊まるところがないということから、古い建物を自分たちで改装し、仲間が集う場所としてホテルをオープンさせた歴史に象徴されています。
ハード面の素晴らしさから、京都の場合は高級ホテルという紹介をされるケースが多いと思いますが、エースホテルが大切にしているものを知らずに単に「贅沢」を求めて滞在をすると違和感があるかもしれません。
エースホテルのこだわりや哲学に共感する、アートや音楽を愛する人にこそ、価値があるホテルだと感じます。
新風館の2階以上は、実はすべてホテルのスペース。3つのレストラン(うち一つはクローズ中)の他、宴会場などもあります。213ある客室は、1926年の建物を活かした保存棟(天井が高く窓枠も当時のママ)と新築棟があり、いずれも内装はLAのコミューンデザインが、日本そして京都の歴史・文化・自然などにインスピレーションを受け、国内外のアーティストや伝統工芸家などと一緒に作り上げたもの。各客室はそれぞれ個性ある内装ですが、共通しているのが、染色アーティストの柚木沙弥郎氏の作品があること。
アメニティには、しょうぶ学園の作品である、かわいらしいソープディッシュがあります(お部屋によってデザインが違うようです)。しょうぶ学園とは、鹿児島県にある、知的障害者支援センターで、芸術を通じて障害者支援を行うユニークな施設。今回エースホテル京都の見学で私も知ったのですが、施設が一般にも公開をされているようなのでいつか訪れてみたいと思いました(こういった発見があるのも、エースホテルならではなのでしょうね)
ちなみに環境に配慮してアメニティはすべてボトルタイプ、歯ブラシは竹製です。また、現在は三密回避の対応で、客室は、滞在の後1日はお客様を入れないという徹底ぶり。
説明をうけ、改めて一階のフロアをみると、見え方が随分とかわります。最初に印象的だったファブリックアートは、ソープディッシュなどを手掛けた、しょうぶ学園の方々がそれぞれ表現した作品を、集めたアートワーク。だからこその迫力と惹きつけられる魅力を感じ、一枚一枚丁寧にみると、それぞれの個性がありとても楽しめます。
円形のユニークなフロントデスクは銅できていて、「時間とともに酸化して、ホテルの歩みとともに、いい色合いになっていくと思います」と、今回ご案内頂いた広報の十鳥さん談。
ちなみにその横にあるショップには、エースホテル京都限定のグッズと、実はコロナ禍で当初のラインナップが揃えられないという事情があり、特別に、本来なら現地でないと買えないアメリカのホテルグッズも今は置いているそうなので、気になる方はぜひお早めに。
そして一階のコーヒーショップは「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」も、コーヒー豆を世界各地から生産者と直接交渉をして買い付けるこだわりのショップで、その内装はエースホテル京都と通じるこだわりがあります。
そして謎だった、フロントにあるテーブルの人々ですが。エースホテル京都は、京都の街の中心地にあり、京都を訪れる観光客や地元の方が気軽に集う場所でありたいとのことで、自由に寛いで良いそうです。なかなかコロナ禍でそういったオープンな面が伝わりにくいのが残念ですが、宿泊はもちろん、新風館のこだわりのショップや心地よい庭・空間も含めて、街歩きのブレイクタイムに行くと楽しいと思います。(フロントにはギャラリースペースもあって自由に鑑賞もできます)
レストランもホテルとしてはとてもリーズナブルで、それでいてエースホテルのこだわりの空間を満喫しながら美味しい食事がいただけておすすめです。ぜひ、京都に行ったら、立ち寄ってみてくださいね。烏丸御池の辺りは、最近古い街並みを生かしたクリエイティブなショップなどもできて、散策も面白いですよ。
■エースホテル京都
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