瀬戸内海をお得に堪能!setowaのデジタルフリーパスで楽しむ~尾道・三原・竹原
こんにちは、旅行ジャーナリストの村田和子です。
先日、Mass(Mobility as a Service)の取材で、瀬戸内海へ行ってきました。瀬戸内へは香川や岡山からのアクセスが多い私ですが、今回は広島県!尾道、三原、竹原と島々を1泊2日でまわり、お天気にも恵まれて素晴らしい旅。1泊2日ではとても足りず、近いうちにプライベートでのんびり伺いたいと思います。
さて今回利用したお得なチケットをご紹介しておきます。広島県東部を中心とするエリアを対象としたアプリsetowaで購入できるデジタルフリーパス。
なんと対象エリアの電車の他、バスや島旅へ便利な船舶、尾道の千光寺山ロープウェイにも乗り放題。さらに鞆の浦にある”いろは丸展示館”、瀬戸田の”平山郁夫美術館”への入園もついて2日間有効でお値段3000円(こども1500円)!
観光スポットが多い場所ですから交通費を気にせずに計画できるのは嬉しいですね。
対象エリア:呉市(大崎下島)、竹原市、三原市、尾道市、福山市、大崎上島町および愛媛県今治市(大三島)
今回訪れて印象的だった瀬戸田へも、尾道駅近辺の港から高速艇で往復すると2600円。瀬戸田にある”平山郁夫美術館”への入館もできるのですが、こちらが920円。あわせて3520円と、これだけでデジタルパスの元がとれてしまいます。
※瀬戸田は橋でつながっているので、サイクリストも多く賑わっています
※平山郁夫美術館では、平山氏の幼い時の作品も。毎日絵日記をつけていたそう。
※ここ、若い方にはインスタグラムで有名らしいのですが。私は初めて知りました。耕三寺博物館 未来心の丘!
そして以前から行きたかった大久野島へも訪れました。戦時中地図から消された島として戦跡が残る一方で、最近はウサギに会えると人気の島。新幹線の三原駅から歩いてアクセスできる三原港から、土日は高速艇が出ています。この高速艇もフリーパスで乗船できるので、ちょこっと立ち寄るのにも便利です(※通常は三原と大久野島を船で往復すると2600円かかります……何度もいいますがデジタルフリーパスお得です!)
※ウサギが……想像以上にかわいくてすっかり虜になりました。
※島には負の歴史も。次回はこちらもゆっくりとまわりたいと思っています。
なぜデジタルフリーパスがこんなにリーズナブルか?というと、Maasの実証実験だからなのです。
Maasとはマイカー以外の交通、バス、電車、タクシー、自転車などの公共交通機関を、シームレスに結びつけ、楽に便利に使えるようにする取り組みのこと。
人がどんなふうに動くのか?新しい取り組みは需要があるか?他に必要なサービスは?など、様々な移動に関する検証という目的があるので、こんなにお得なのです。(ということで2020年3月31日までの期間限定の取り組みです。パスの利用は4月1日までOK)
こちらのデジタルパスを利用するには、
1.setowa のアプリをダウンロード
2.アプリで、My行程に1泊2日以上の行程を作る
3.すると”おすすめチケット”にデジタルフリーパスが表示され購入可能に
利用する際には画面をみせればOKです。また行程に行きたい場所を追加すると、アクセス方法などが自動で追加される機能も。
開発されたばかりとあってアプリの使い勝手は”これから”という部分も正直ありますが、観光タクシーや体験なども手配できますし、地域ごとの観光スポットや食事処の情報も入っているので、ガイドブック的に利用もできます。
今回デジタルフリーパスとは別途となりますが、体験した中でおすすめなのが”三原観光タクシーで巡る 三原竜王山・筆影山”。瀬戸内の観光ポスターなどの撮影にも使われた絶景が眼下に広がる山上のスポットへ、ひとりでも1500円で連れて行ってもらえます。これもsetowaのアプリから手配が可能(乗合になりますが、ひとりでも運行されます)
他にも、しまなみ海道があって、サイクリストにも人気な地だけにレンタサイクルも豊富。本格的なスポーツサイクルからママチャリまで貸し出しがあり、片道はサイクリング、帰りは船で(※別途自転車の運搬代がかかります)という行程もOK。気軽に利用できるので、ぜひお天気の日には試したいですね。
岩本圭司尾道駅長。新しくなった尾道駅前にて。尾道駅にはホテルや素敵なカフェ、また自転車の貸し出しもあります
船着き場には、自転車と一緒に乗る人の姿が
また、今回興味深かったのが竹原駅からの二次交通の実証実験。JR駅レンタカー竹原営業所では、一人乗りEV(コムス:3000円/台・日)や、電動バイク「glafit」(2000円/台・日)、その他折り畳み自転車や電動自転車などを貸し出し。こちらは12月28日までの取り組みです。
EVと電動バイクは免許が必要ですが、レンタカーはちょっと…というペーパードライバーでも、気軽に運転できる優れもの。竹原市内の観光は勿論、船に乗せて島をめぐるときに利用もできるそう。瀬戸内の島には、よく訪れますが、島内での移動が意外と大変なんです。こういったものを持ち込めると行動範囲も広がっていいだろうなあ。
※電動バイク初めて乗りましたが、面白い!
※古民家を再生したNIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町
帰宅すると、伊豆で春に実証実験が行われた「Izuko(イズコ)」も第二弾の実証実験が12月に始まるとのニュース(こちらはアプリをやめブラウザーになり、フリーパスも6種類へ増えたようです)
Maasの取り組みが進むと「行きたいけれど、あきらめた場所」へ足を延ばしたり、あるいは「実は近くに素敵な場所があることを発見」したりと旅の楽しみが広がります。また公共交通がシームレスに利用できるようになると、地元に住む方の生活の足も確保できるとあって注目を集めています。
ぜひこの機会に、お得に、そして今トレンドのMassの実験に参加してみてはいかが?
setowaのホームページには、様々なモデルルートもあるので、参考にされるといいですよ。女子旅、ひとり旅にもおすすめです!私もスケジュール帳を眺めながら、「いついこうか?」と思案中。
インスタグラムでは、今回の瀬戸内の旅を初め、取材やプライベートで訪れた旅の写真を掲載しています。ぜひご覧になってみてくださいね。
瀬戸内観光アプリ「setowa」詳細やダウンロードの案内はこちら
setowa おすすめモデルルート 1
setowa おすすめモデルルート 2
先日、Mass(Mobility as a Service)の取材で、瀬戸内海へ行ってきました。瀬戸内へは香川や岡山からのアクセスが多い私ですが、今回は広島県!尾道、三原、竹原と島々を1泊2日でまわり、お天気にも恵まれて素晴らしい旅。1泊2日ではとても足りず、近いうちにプライベートでのんびり伺いたいと思います。
さて今回利用したお得なチケットをご紹介しておきます。広島県東部を中心とするエリアを対象としたアプリsetowaで購入できるデジタルフリーパス。
なんと対象エリアの電車の他、バスや島旅へ便利な船舶、尾道の千光寺山ロープウェイにも乗り放題。さらに鞆の浦にある”いろは丸展示館”、瀬戸田の”平山郁夫美術館”への入園もついて2日間有効でお値段3000円(こども1500円)!
観光スポットが多い場所ですから交通費を気にせずに計画できるのは嬉しいですね。
対象エリア:呉市(大崎下島)、竹原市、三原市、尾道市、福山市、大崎上島町および愛媛県今治市(大三島)
今回訪れて印象的だった瀬戸田へも、尾道駅近辺の港から高速艇で往復すると2600円。瀬戸田にある”平山郁夫美術館”への入館もできるのですが、こちらが920円。あわせて3520円と、これだけでデジタルパスの元がとれてしまいます。
※瀬戸田は橋でつながっているので、サイクリストも多く賑わっています
※平山郁夫美術館では、平山氏の幼い時の作品も。毎日絵日記をつけていたそう。
※ここ、若い方にはインスタグラムで有名らしいのですが。私は初めて知りました。耕三寺博物館 未来心の丘!
そして以前から行きたかった大久野島へも訪れました。戦時中地図から消された島として戦跡が残る一方で、最近はウサギに会えると人気の島。新幹線の三原駅から歩いてアクセスできる三原港から、土日は高速艇が出ています。この高速艇もフリーパスで乗船できるので、ちょこっと立ち寄るのにも便利です(※通常は三原と大久野島を船で往復すると2600円かかります……何度もいいますがデジタルフリーパスお得です!)
※ウサギが……想像以上にかわいくてすっかり虜になりました。
※島には負の歴史も。次回はこちらもゆっくりとまわりたいと思っています。
なぜデジタルフリーパスがこんなにリーズナブルか?というと、Maasの実証実験だからなのです。
Maasとはマイカー以外の交通、バス、電車、タクシー、自転車などの公共交通機関を、シームレスに結びつけ、楽に便利に使えるようにする取り組みのこと。
人がどんなふうに動くのか?新しい取り組みは需要があるか?他に必要なサービスは?など、様々な移動に関する検証という目的があるので、こんなにお得なのです。(ということで2020年3月31日までの期間限定の取り組みです。パスの利用は4月1日までOK)
こちらのデジタルパスを利用するには、
1.setowa のアプリをダウンロード
2.アプリで、My行程に1泊2日以上の行程を作る
3.すると”おすすめチケット”にデジタルフリーパスが表示され購入可能に
利用する際には画面をみせればOKです。また行程に行きたい場所を追加すると、アクセス方法などが自動で追加される機能も。
開発されたばかりとあってアプリの使い勝手は”これから”という部分も正直ありますが、観光タクシーや体験なども手配できますし、地域ごとの観光スポットや食事処の情報も入っているので、ガイドブック的に利用もできます。
今回デジタルフリーパスとは別途となりますが、体験した中でおすすめなのが”三原観光タクシーで巡る 三原竜王山・筆影山”。瀬戸内の観光ポスターなどの撮影にも使われた絶景が眼下に広がる山上のスポットへ、ひとりでも1500円で連れて行ってもらえます。これもsetowaのアプリから手配が可能(乗合になりますが、ひとりでも運行されます)
他にも、しまなみ海道があって、サイクリストにも人気な地だけにレンタサイクルも豊富。本格的なスポーツサイクルからママチャリまで貸し出しがあり、片道はサイクリング、帰りは船で(※別途自転車の運搬代がかかります)という行程もOK。気軽に利用できるので、ぜひお天気の日には試したいですね。
岩本圭司尾道駅長。新しくなった尾道駅前にて。尾道駅にはホテルや素敵なカフェ、また自転車の貸し出しもあります
船着き場には、自転車と一緒に乗る人の姿が
また、今回興味深かったのが竹原駅からの二次交通の実証実験。JR駅レンタカー竹原営業所では、一人乗りEV(コムス:3000円/台・日)や、電動バイク「glafit」(2000円/台・日)、その他折り畳み自転車や電動自転車などを貸し出し。こちらは12月28日までの取り組みです。
EVと電動バイクは免許が必要ですが、レンタカーはちょっと…というペーパードライバーでも、気軽に運転できる優れもの。竹原市内の観光は勿論、船に乗せて島をめぐるときに利用もできるそう。瀬戸内の島には、よく訪れますが、島内での移動が意外と大変なんです。こういったものを持ち込めると行動範囲も広がっていいだろうなあ。
※電動バイク初めて乗りましたが、面白い!
※古民家を再生したNIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町
帰宅すると、伊豆で春に実証実験が行われた「Izuko(イズコ)」も第二弾の実証実験が12月に始まるとのニュース(こちらはアプリをやめブラウザーになり、フリーパスも6種類へ増えたようです)
Maasの取り組みが進むと「行きたいけれど、あきらめた場所」へ足を延ばしたり、あるいは「実は近くに素敵な場所があることを発見」したりと旅の楽しみが広がります。また公共交通がシームレスに利用できるようになると、地元に住む方の生活の足も確保できるとあって注目を集めています。
ぜひこの機会に、お得に、そして今トレンドのMassの実験に参加してみてはいかが?
setowaのホームページには、様々なモデルルートもあるので、参考にされるといいですよ。女子旅、ひとり旅にもおすすめです!私もスケジュール帳を眺めながら、「いついこうか?」と思案中。
インスタグラムでは、今回の瀬戸内の旅を初め、取材やプライベートで訪れた旅の写真を掲載しています。ぜひご覧になってみてくださいね。
瀬戸内観光アプリ「setowa」詳細やダウンロードの案内はこちら
setowa おすすめモデルルート 1
setowa おすすめモデルルート 2
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