美味しい記念日はいかが?OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)@北海道
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。早いもので、息子も来春は大学受験。勝負の夏……ではありますが、夏の旅行は我が家の恒例行事。しかも家族で旅ができるのも、あと僅か、もしかしたら最後かも?なんて思いもあり、8月の私の誕生日にあわせ北海道へ。札幌&トマム3泊4日の旅へ行ってきました。
トマムは、息子は10年ぶり、夫はそれ以上? 雲海テラスも進化しゴルフ場だった場所は、動物たちが癒してくれる「ファーム星野」になり……懐かしいけれど新しい。
そんなトマムの最新スポットが、今回ご紹介する「OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)」です。どこかで聞いたことがあるような……という方もいらっしゃるかもしれません。実はリゾナーレ八ケ岳にある「OTTO SETTE」の2号店。ちなみに3番目も決まっていて、11月1日にオープンする「リゾナーレ 那須」のメインダイニング「OTTO SETTE NASU」となります。落ち着いた雰囲気の中でゆっくり旅先の美食を堪能したい、そんなニーズにこたえ、リゾナーレに展開中です。
OTTO SETTE では、イタリアンのフルコースが頂けるのですが、その土地の四季折々の素材と、イタリアの特定の州(トマムなら、ピエモンテ州やリグーリア州)の郷土料理を掛け合わせた、ここだけのオリジナルの料理が頂けるとのことで期待が高まります。
ちなみにOTTO SETTE TOMAMUは、宿泊者はもちろん、外来も利用OK。私も誕生日ディナーに利用をしましたが、結婚記念日などにもおすすめです。今回は夏のメニューを紹介しながら OTTO SETTE の魅力に迫ります。
※現在提供中の秋メニュー詳細はこちら
まず最初にサーブされるのがこちら。なんだかわかります?イタリアンではおなじみの「あれ」です。
メニューには「挨拶」とある、こちらはグリッシーニ! フォトジェニックで可愛らしく、ぎゅっと心をつかまれた気がしたのですが。まだまだ早かったようです。続いて提供されたのは、その名も「小さな宝物」
蓋を開けると思わず頬が緩みます。彩豊かなちいさな前菜の数々、お花がちりばめられていますが、これらもすべて食べられるそう。
そして次は……真っ白な泡に包まれて登場します。
こちらは蟹のお料理「毛ガニとフィノッキオの爽やかな香り」。毛ガニのほぐし身とミソをあえたもの、フェンネルのピュレ、イタリア産の白ワインとホワイトバルサミコの酸味のあるジュレが三層になっていて、昆布のだしが使われている泡を絡めながら一緒に頂きます。口の中で調和しとろけるような食感。フェンネルの爽やかな香りと海の香りも絶妙! 今まで「蟹はそのままが一番」と実は思っておりましたが、ごめんなさい。前言撤回で、本当にこちらは美味しかった。
イタリアらしい鮮やかな絵のようなお皿は、「大地の息吹」と名付けられた、茹でたてアスバラガスのミラネーゼ。
極太で新鮮な北海道の夏アスパラガスは、東京で食べるものとは別物!柔らかで味がしっかりしています。イタリア産のチーズを目の前で、かけてくださるのですが、これが香りも味も濃厚で、食欲をそそられる一品です。
「完熟」という名のパスタは、雲丹とトマトのタヤリン。タヤリンはピエモンテ州を代表する手打ちパスタとのことで、細めなのですがしっかりとした食感が特徴。雲丹とトマトのソースというのも珍しく、夫はこれが一番印象に残っているといいます。
魚料理の「太陽の薫り(旬の魚介のフリットとトマトのリピエーノ)」に続き登場したのが、メイン料理「磯との出会い」。
塩釜の中から昆布に包まれて登場したのは、牛フィレ肉。これをとりわけて、サザエの入った濃厚なソースで頂きます。牛とサザエって合うのだろうか?と思ったのですが。牛フィレに昆布のうまみがギュッと詰まり、これが非常にいい感じにマッチします。一緒に頂いた赤ワインとの相性も抜群で幸せな気分♪最高の誕生日です!
デザートのジェラートは、こんなお誕生日の素敵なスタイルに。ありがとうございます。
イタリアンではお見掛けすることのない「昆布」や「だし」が使われ、見たことのない食材の組み合わせに、ちょっとドキドキしましたが……どのお料理も繊細で、絶妙なバランス。新しい美味しさを発見する楽しみ、そして演出のワクワク感がたまりません。
(写真:武田学シェフとご一緒に)それもそのはず、シェフは北海道旭川の出身。北海道の食材を知り尽くしているからこそ、こんなワクワクするお料理が生まれるのだなあと感心。実は「星野リゾート OMO7 旭川」の前身、旭川グランドホテルの調理長を8年務められていた方。旭川グランドホテルの運営が星野リゾートになったことが縁で、OTTO SETTE TOMAMUの料理長に就任されたとのこと。
OTTO SETTE TOMAMU のお料理は、そのご縁に感謝したくなるほど、感動的。
一度訪れたら四季折々に尋ねたくなる、あるいは他の「OTTO SETTE」にも行ってみたくなります。
場所も、リゾナーレトマムのサウス棟の31階。冬場はゲレンデのナイターやヴィレッジの明かりを眼下に眺めつつ、ロマンチックな時間が過ごせそうです。他にもサプライズがあるのですが……これから訪れる方のお楽しみにとっておきますね。
なお、現在は12歳未満のお子さんは、大人と同じコース利用の場合のみ利用OK。新しいご紹介が近くできるかも?という話もあったので、またお知らせしますね。この場を借りて、お世話になった皆様に、心より感謝します
◆OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)
※12歳未満のお子様は大人と同じコースをご利用の場合のみご同席いただけます。
※軽装でのご入店はご遠慮いただいております。
◆星野リゾート リゾナーレトマム
トマムは、息子は10年ぶり、夫はそれ以上? 雲海テラスも進化しゴルフ場だった場所は、動物たちが癒してくれる「ファーム星野」になり……懐かしいけれど新しい。
そんなトマムの最新スポットが、今回ご紹介する「OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)」です。どこかで聞いたことがあるような……という方もいらっしゃるかもしれません。実はリゾナーレ八ケ岳にある「OTTO SETTE」の2号店。ちなみに3番目も決まっていて、11月1日にオープンする「リゾナーレ 那須」のメインダイニング「OTTO SETTE NASU」となります。落ち着いた雰囲気の中でゆっくり旅先の美食を堪能したい、そんなニーズにこたえ、リゾナーレに展開中です。
OTTO SETTE では、イタリアンのフルコースが頂けるのですが、その土地の四季折々の素材と、イタリアの特定の州(トマムなら、ピエモンテ州やリグーリア州)の郷土料理を掛け合わせた、ここだけのオリジナルの料理が頂けるとのことで期待が高まります。
ちなみにOTTO SETTE TOMAMUは、宿泊者はもちろん、外来も利用OK。私も誕生日ディナーに利用をしましたが、結婚記念日などにもおすすめです。今回は夏のメニューを紹介しながら OTTO SETTE の魅力に迫ります。
※現在提供中の秋メニュー詳細はこちら
まず最初にサーブされるのがこちら。なんだかわかります?イタリアンではおなじみの「あれ」です。
メニューには「挨拶」とある、こちらはグリッシーニ! フォトジェニックで可愛らしく、ぎゅっと心をつかまれた気がしたのですが。まだまだ早かったようです。続いて提供されたのは、その名も「小さな宝物」
蓋を開けると思わず頬が緩みます。彩豊かなちいさな前菜の数々、お花がちりばめられていますが、これらもすべて食べられるそう。
そして次は……真っ白な泡に包まれて登場します。
こちらは蟹のお料理「毛ガニとフィノッキオの爽やかな香り」。毛ガニのほぐし身とミソをあえたもの、フェンネルのピュレ、イタリア産の白ワインとホワイトバルサミコの酸味のあるジュレが三層になっていて、昆布のだしが使われている泡を絡めながら一緒に頂きます。口の中で調和しとろけるような食感。フェンネルの爽やかな香りと海の香りも絶妙! 今まで「蟹はそのままが一番」と実は思っておりましたが、ごめんなさい。前言撤回で、本当にこちらは美味しかった。
イタリアらしい鮮やかな絵のようなお皿は、「大地の息吹」と名付けられた、茹でたてアスバラガスのミラネーゼ。
極太で新鮮な北海道の夏アスパラガスは、東京で食べるものとは別物!柔らかで味がしっかりしています。イタリア産のチーズを目の前で、かけてくださるのですが、これが香りも味も濃厚で、食欲をそそられる一品です。
「完熟」という名のパスタは、雲丹とトマトのタヤリン。タヤリンはピエモンテ州を代表する手打ちパスタとのことで、細めなのですがしっかりとした食感が特徴。雲丹とトマトのソースというのも珍しく、夫はこれが一番印象に残っているといいます。
魚料理の「太陽の薫り(旬の魚介のフリットとトマトのリピエーノ)」に続き登場したのが、メイン料理「磯との出会い」。
塩釜の中から昆布に包まれて登場したのは、牛フィレ肉。これをとりわけて、サザエの入った濃厚なソースで頂きます。牛とサザエって合うのだろうか?と思ったのですが。牛フィレに昆布のうまみがギュッと詰まり、これが非常にいい感じにマッチします。一緒に頂いた赤ワインとの相性も抜群で幸せな気分♪最高の誕生日です!
デザートのジェラートは、こんなお誕生日の素敵なスタイルに。ありがとうございます。
イタリアンではお見掛けすることのない「昆布」や「だし」が使われ、見たことのない食材の組み合わせに、ちょっとドキドキしましたが……どのお料理も繊細で、絶妙なバランス。新しい美味しさを発見する楽しみ、そして演出のワクワク感がたまりません。
(写真:武田学シェフとご一緒に)それもそのはず、シェフは北海道旭川の出身。北海道の食材を知り尽くしているからこそ、こんなワクワクするお料理が生まれるのだなあと感心。実は「星野リゾート OMO7 旭川」の前身、旭川グランドホテルの調理長を8年務められていた方。旭川グランドホテルの運営が星野リゾートになったことが縁で、OTTO SETTE TOMAMUの料理長に就任されたとのこと。
OTTO SETTE TOMAMU のお料理は、そのご縁に感謝したくなるほど、感動的。
一度訪れたら四季折々に尋ねたくなる、あるいは他の「OTTO SETTE」にも行ってみたくなります。
場所も、リゾナーレトマムのサウス棟の31階。冬場はゲレンデのナイターやヴィレッジの明かりを眼下に眺めつつ、ロマンチックな時間が過ごせそうです。他にもサプライズがあるのですが……これから訪れる方のお楽しみにとっておきますね。
なお、現在は12歳未満のお子さんは、大人と同じコース利用の場合のみ利用OK。新しいご紹介が近くできるかも?という話もあったので、またお知らせしますね。この場を借りて、お世話になった皆様に、心より感謝します
◆OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)
※12歳未満のお子様は大人と同じコースをご利用の場合のみご同席いただけます。
※軽装でのご入店はご遠慮いただいております。
◆星野リゾート リゾナーレトマム
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