旅育BOOKを執筆した思いとは&未来への嬉しい取り組みも
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。旅育BOOKを発行して、早いもので半年以上が経ちました。ここにきて、春の10連休を見据えて、少し旅育の熱量もUP。ご紹介いただく機会も多くなってきています。そして……先日嬉しいことがあったのでご報告。
その前に、なぜ旅育BOOKを作ったかを少し。
「旅は子どもの成長にいい。学びになる」といえば、多くの方が賛同してくださります。でも当たり前すぎて、かえって旅の本当の力を伝えるのはとても難しいと感じていました。子どもは一人一人違い、親の期待も異なるなか、旅育は「単純にこうすればいい」というわかりやすいものではありません。また何かしらの成果なり答えも、時間が経ち子どもが成長してからわかることがとても多いのです(私もようやく息子が反抗期を終えた今だからこそ、気づくことも多くありました)
実は私は以前、人事コンサル会社で営業のナレッジマネジメントの業務に携わっていました。「仕事ができる人」の知をアウトプットして共有することで、他の人はそこから積み上げてもっといい仕事ができる。それを繰り返すことで、どんどんお互いに高めあって強い組織を作る……。
そんなこともあって、旅育が単純でないからこそ、私が十数年、親として、旅の専門家として試行錯誤した成果を共有することで、多くの方が「じゃあ、自分はここからやってみる」「これはこうした方が良い」なんていう、もっと先の取り組みができるのでは?……そんな思いから生まれたのが旅育BOOKになります。
だから旅育BOOKには、「旅育」を考えるヒントは多くありますが、答えはありません。読んだ方が自身で答えを見つける本になります。
またメインは親御さんですが、地域や観光業に携わる方、またそうでない方も、ご覧いただくことで未来を担う子供たちにできることが見つかる……手前味噌ですがそんなことも考え執筆しました。
いろいろなことがこれから始まるといいなあ、私も何かしなくては、そんな風に思っていた矢先。
お世話になっている佐藤大介さんが、株式会社東北アレンジャーズを立ち上げ新しい一歩を踏み出され、三陸の料理旅館 宝来館の女将さんと「旅育の森」プロジェクトを発足。~三陸を知り、生き抜く力を育む~「旅育の森」は、社会事業プレゼンテーション「KIBOW八戸2019」で一位に輝き、これから新しい取り組みが始まるそう!
宝来館は海に面し美しい景観が魅力。同時に、阪神淡路大震災の教訓から、いざという時のお客様様の命を守るために裏山への避難路を整備。東日本大震災の折も、襲ってきた津波を目にしながらも上へ避難し、身を寄せ合い、暖を採り助かったといいます。その大切な場所に、散策路、見晴台、ツリーハウスの3つを整備し、日常は「命でんでこ」をはじめとした生きる力につながる学びの場、いざという時には命をつなぐ場として活用することを目指すそう。
「旅育BOOK」が、プロジェクトの意思の固める際に役立ったとご連絡を頂き、本当にうれしい限りです。
旅育BOOKは「できるだけ汎用的に多くの方に役立つように」を心がける中、唯一最後の「旅育の卒業旅行レポート」だけは、思いがあり我が家の旅をそのままレポートしています。息子が中学卒業を機に旅育も卒業ということで訪れたのは、東日本大震災の被災地であった三陸海岸。震災から学ぶレポートは、プロジェクトを進める力になったと伺い、執筆してよかったと思っています。
佐藤さん、女将の岩崎さんおめでとうございます!
宝来館にも伺い、旅育の森ができる場を体感、いろいろお話も伺いたく思っています。
こういった取り組みが各地に広がるといいなあ。私も頑張ります♪
■社会事業プレゼンテーション「KIBOW八戸2019」
■宝来館
■家族deたびいく~ 卒業旅行レポ
その前に、なぜ旅育BOOKを作ったかを少し。
「旅は子どもの成長にいい。学びになる」といえば、多くの方が賛同してくださります。でも当たり前すぎて、かえって旅の本当の力を伝えるのはとても難しいと感じていました。子どもは一人一人違い、親の期待も異なるなか、旅育は「単純にこうすればいい」というわかりやすいものではありません。また何かしらの成果なり答えも、時間が経ち子どもが成長してからわかることがとても多いのです(私もようやく息子が反抗期を終えた今だからこそ、気づくことも多くありました)
実は私は以前、人事コンサル会社で営業のナレッジマネジメントの業務に携わっていました。「仕事ができる人」の知をアウトプットして共有することで、他の人はそこから積み上げてもっといい仕事ができる。それを繰り返すことで、どんどんお互いに高めあって強い組織を作る……。
そんなこともあって、旅育が単純でないからこそ、私が十数年、親として、旅の専門家として試行錯誤した成果を共有することで、多くの方が「じゃあ、自分はここからやってみる」「これはこうした方が良い」なんていう、もっと先の取り組みができるのでは?……そんな思いから生まれたのが旅育BOOKになります。
だから旅育BOOKには、「旅育」を考えるヒントは多くありますが、答えはありません。読んだ方が自身で答えを見つける本になります。
またメインは親御さんですが、地域や観光業に携わる方、またそうでない方も、ご覧いただくことで未来を担う子供たちにできることが見つかる……手前味噌ですがそんなことも考え執筆しました。
いろいろなことがこれから始まるといいなあ、私も何かしなくては、そんな風に思っていた矢先。
お世話になっている佐藤大介さんが、株式会社東北アレンジャーズを立ち上げ新しい一歩を踏み出され、三陸の料理旅館 宝来館の女将さんと「旅育の森」プロジェクトを発足。~三陸を知り、生き抜く力を育む~「旅育の森」は、社会事業プレゼンテーション「KIBOW八戸2019」で一位に輝き、これから新しい取り組みが始まるそう!
宝来館は海に面し美しい景観が魅力。同時に、阪神淡路大震災の教訓から、いざという時のお客様様の命を守るために裏山への避難路を整備。東日本大震災の折も、襲ってきた津波を目にしながらも上へ避難し、身を寄せ合い、暖を採り助かったといいます。その大切な場所に、散策路、見晴台、ツリーハウスの3つを整備し、日常は「命でんでこ」をはじめとした生きる力につながる学びの場、いざという時には命をつなぐ場として活用することを目指すそう。
「旅育BOOK」が、プロジェクトの意思の固める際に役立ったとご連絡を頂き、本当にうれしい限りです。
旅育BOOKは「できるだけ汎用的に多くの方に役立つように」を心がける中、唯一最後の「旅育の卒業旅行レポート」だけは、思いがあり我が家の旅をそのままレポートしています。息子が中学卒業を機に旅育も卒業ということで訪れたのは、東日本大震災の被災地であった三陸海岸。震災から学ぶレポートは、プロジェクトを進める力になったと伺い、執筆してよかったと思っています。
佐藤さん、女将の岩崎さんおめでとうございます!
宝来館にも伺い、旅育の森ができる場を体感、いろいろお話も伺いたく思っています。
こういった取り組みが各地に広がるといいなあ。私も頑張ります♪
■社会事業プレゼンテーション「KIBOW八戸2019」
■宝来館
■家族deたびいく~ 卒業旅行レポ
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