水戸岡氏が内装デザイン!御座船安宅丸で東京湾クルーズ
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
先日、東京湾を運航する御座船安宅丸がリニューアルされたとのことで取材に伺いました。なんと内装をてがけたのはJR九州のななつ星でもおなじみの水戸岡鋭治氏です。



御座船というのを私も初めて知ったのですが、江戸時代参勤交代の際に、九州などの大名は、瀬戸内海を通り大阪付近まで船を利用していたそう。その際に殿様が乗船されていたのが”御座船”なのだとか。瀬戸大橋開通を記念して昭和63年より運航、4年前に東京湾に就航場所をうつし、この度、訪日外国人増も睨み、東京の観光の肝となるべく大掛かりなリニューアルをされたとのこと。

海外の方はもちろんですが、日本の方にもおススメです。リーズナブルなお値段(※航路によりますが、日の出桟橋~青海の片道は大人820円、こども410円)で海の非日常感を味わえて、水戸岡さんの世界観も堪能できる。仕事帰りや休日のお出かけにもいいのではないかと思います。日頃馴染みのある街も、海から見るとまた違った感動や発見があるものです。

さらにサンセットクルーズと、ナイトクルーズでは、大江演舞劇もあり、歌舞伎のテイストや花魁演目などを、劇団四季出身のパフォーマーが演じるといいます。こちらは海外の方はとても喜ばれるのだろうなあと。

ナイトクルーズは、観劇付のディナービュッフェプランを5500円の特別価格(通常7000円)で販売(6月末まで)。2時間の飲み放題なども込み(クルーズは1時間半)なので、お得です。海で非日常感を感じたい方、水戸岡さんのファンの方、観劇を見てみたい方、デートでも女子会でもファミリーでも、いろいろな目的で利用できそうです。
発表会では、両備グループ代表兼CEO 小嶋 光信氏、そしてデザイナーの水戸岡鋭治氏の対談も。



完成は2020年のオリンピックに間に合うといいなあ(ちょっと難しいかな)…というスケジュール感のようです。
小嶋氏は「大型客船が入れない、小さな港町などにも立ち寄って活性化したい」といわれていました。観光列車もそうですが、訪れる方が楽しいのはもちろん、交流人口がふえることで地元の方が誇らしく思い、元気になるのが素晴しいですよね。
御座船安宅丸についての詳細はホームページをご覧ください。
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