超私好み!ホテル インディゴ シンガポール カトン~おもてなしと地域の魅力満載!日本進出も?
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
先週、台風の中、弾丸(2泊4日)シンガポールへ。IHGのブティックホテルブランド「HOTEL INDIGO(ホテルインディゴ)」の取材です。耳慣れないホテル名かと思いますが、まだ日本には進出しておらず東南アジアも、タイに続いて今回取材したシンガポールが二軒目だとか(同時に世界最新)。2004年にアメリカのアトランタに1号店を出して以来、急速に成長、現在15か国に70ホテルがあるそうで、11月にはバリ島にも誕生するそう。アジアに力を入れ始めたようです。(写真は今回滞在した、ホテル インディゴ シンガポール カトンの客室)
最初にいってしまいますが、「ホテルインディゴ」とてもいい。コンセプトもクリアで(ちょっと日本の旅館に似ている)、私好みです。アジア地域のマーケティング代表であるブルース・ライド氏も、「日本はマーケットとして重要」と言われており、具体的な発表はまだですが遠くないうちに日本へも進出するものと思います(←推測の粋ですが)。海外の宿泊先としてはもちろん、日本に進出したらきっと話題になると思うのでぜひチェックを。
ちなみに目指しているのはスーパーラグジュアリーではなく、洗練されたデザインでありながら、自宅のように寛げる小規模なホテル。お値段も今回のシンガポールで1室あたり2万円前後ということで、非常にコスパも良くおススメです(中心街からは離れていますが、タクシーで15分程度、S$10=750円程度で行けるので、全く問題なし)
(今回インタビューをさせて頂いたスポークスマン:向かって左:IHG AMEA(アジア・中東・アフリカ)地域 ブランド・マーケティング部門代表 ブルース・ライド氏 /右:ホテル インディゴ シンガポール カトン 総支配人 アデル・アラム―氏)
ホテルインディゴは、旅慣れた知的好奇心旺盛な人がターゲット。小さいけれど魅力的なホテルで、地域文化を細部にまで取り入れているのが特徴といいます。なので、70あるホテルは一つとして同じものはなくユニーク。私もホテルに入った瞬間から、その世界観に思わずニンマリ。帰ってきたばかりですがまた行きたい。もっというと、他のインディゴホテルにも泊まってみたくなりました。
さてユニークだとブランド全体の統一というか、コンセプトが気になるところですが、まずは、国ではなくもっと小さなホテルがある地域の文化・魅力に徹底的にこだわり、内装やサービスに取り入れていること。日本なら、「日本ではなく東京・大阪・京都単位。もっというと六本木という地域単位もありえる(ブルース氏)」。そういえばバリには、11月のスミニャックを筆頭に、4つのインディゴのオープンが発表されています。
さらに小規模で、アットホームで知人を迎えるようなホスピタリティが特徴だといいます。これ日本でも難しいと思うのですが、フロントやレストランスタッフ(※写真)は勿論、清掃のスタッフまで、ホスピタリティが行き届いていてびっくり(※人材教育についても伺いましたが、それはまた別途。写真はレストランでお世話になったスタッフ。とても気持ちの良いサービスでした)
例えば、今回訪れたシンガポールのカトンは、プラナカン文化といって、中国からの移民(マレー系の女性と中国系の男性が結婚して生れた)が作りだした特徴的な文化が残る歴史ある地。街にはマレー・中国・欧米が入りまじったデザインが多く、カラフルな住宅や可愛いモチーフが溢れています。
ホテル インディゴ シンガポール カトンは、モチーフなど細部もプラナカン文化を取り入れていますが、実はホテル全体がプラナカンの伝統的な住宅をインスパイアしたものといいます。
ホテル入り口にはグリーンの壁が広がりますが、これはプラナカンの住宅の庭を表現し
中に入ると、フロントデスクは低めの家具のようなデザイン。住宅の主が出迎えるように、親しみのある空間が広がります。これもブランドの統一コンセプトだとか。
またスタッフは通るたびに笑顔。何かあれば声をかけてくれて、とてもフレンドリー。(※シンガポール在住10数年の通訳の方によると、シンガポールでこんなにホスピタリティが感じられるのは珍しいそう!ホテルの教育が行き届いているんだと思いますとのこと)
フロント横のロビーは、住宅のリビングをイメージ。床にはラグが敷かれ、客室もそうなのですが知人の家に招かれたような雰囲気を出すのに一役かっています。(※これもインディゴブランドのこだわり)
そしてエレベーターホールや部屋に行くまで、統一感のある空間が続きます。
また併設のレストランは、警察署だった伝統的な建物をリノベーション。女性一人でも全然寛げてしまうおしゃれで素敵な空間もプラナカンのモチーフであふれています。メニューも朝食にはカヤトーストや麺類などもあり、昼食・夕食はプラナカン料理を提供(ラクサ…めちゃめちゃ美味)。
>
ストーリー性があり、かつ細部までこだわったデザインは、SNSの拡散で評判になり人気がでているそうですが、納得。誰かに伝えたくなるワクワクすることが散りばめられているんです。
そのワクワク感が頂点になる、気になる客室は……長くなったのでまた明日にでも。
■ホテル インディゴ シンガポール カトン(公式)
※美しいプールもホテルインディゴのこだわり。カトンの街はシンガポール初のヘリテージタウンに認定され高い建物が無いので、最上階にあるインフィニティプールからは、街が一望できます
>
先週、台風の中、弾丸(2泊4日)シンガポールへ。IHGのブティックホテルブランド「HOTEL INDIGO(ホテルインディゴ)」の取材です。耳慣れないホテル名かと思いますが、まだ日本には進出しておらず東南アジアも、タイに続いて今回取材したシンガポールが二軒目だとか(同時に世界最新)。2004年にアメリカのアトランタに1号店を出して以来、急速に成長、現在15か国に70ホテルがあるそうで、11月にはバリ島にも誕生するそう。アジアに力を入れ始めたようです。(写真は今回滞在した、ホテル インディゴ シンガポール カトンの客室)
最初にいってしまいますが、「ホテルインディゴ」とてもいい。コンセプトもクリアで(ちょっと日本の旅館に似ている)、私好みです。アジア地域のマーケティング代表であるブルース・ライド氏も、「日本はマーケットとして重要」と言われており、具体的な発表はまだですが遠くないうちに日本へも進出するものと思います(←推測の粋ですが)。海外の宿泊先としてはもちろん、日本に進出したらきっと話題になると思うのでぜひチェックを。
ちなみに目指しているのはスーパーラグジュアリーではなく、洗練されたデザインでありながら、自宅のように寛げる小規模なホテル。お値段も今回のシンガポールで1室あたり2万円前後ということで、非常にコスパも良くおススメです(中心街からは離れていますが、タクシーで15分程度、S$10=750円程度で行けるので、全く問題なし)
(今回インタビューをさせて頂いたスポークスマン:向かって左:IHG AMEA(アジア・中東・アフリカ)地域 ブランド・マーケティング部門代表 ブルース・ライド氏 /右:ホテル インディゴ シンガポール カトン 総支配人 アデル・アラム―氏)
ホテルインディゴは、旅慣れた知的好奇心旺盛な人がターゲット。小さいけれど魅力的なホテルで、地域文化を細部にまで取り入れているのが特徴といいます。なので、70あるホテルは一つとして同じものはなくユニーク。私もホテルに入った瞬間から、その世界観に思わずニンマリ。帰ってきたばかりですがまた行きたい。もっというと、他のインディゴホテルにも泊まってみたくなりました。
さてユニークだとブランド全体の統一というか、コンセプトが気になるところですが、まずは、国ではなくもっと小さなホテルがある地域の文化・魅力に徹底的にこだわり、内装やサービスに取り入れていること。日本なら、「日本ではなく東京・大阪・京都単位。もっというと六本木という地域単位もありえる(ブルース氏)」。そういえばバリには、11月のスミニャックを筆頭に、4つのインディゴのオープンが発表されています。
さらに小規模で、アットホームで知人を迎えるようなホスピタリティが特徴だといいます。これ日本でも難しいと思うのですが、フロントやレストランスタッフ(※写真)は勿論、清掃のスタッフまで、ホスピタリティが行き届いていてびっくり(※人材教育についても伺いましたが、それはまた別途。写真はレストランでお世話になったスタッフ。とても気持ちの良いサービスでした)
例えば、今回訪れたシンガポールのカトンは、プラナカン文化といって、中国からの移民(マレー系の女性と中国系の男性が結婚して生れた)が作りだした特徴的な文化が残る歴史ある地。街にはマレー・中国・欧米が入りまじったデザインが多く、カラフルな住宅や可愛いモチーフが溢れています。
ホテル インディゴ シンガポール カトンは、モチーフなど細部もプラナカン文化を取り入れていますが、実はホテル全体がプラナカンの伝統的な住宅をインスパイアしたものといいます。
ホテル入り口にはグリーンの壁が広がりますが、これはプラナカンの住宅の庭を表現し
中に入ると、フロントデスクは低めの家具のようなデザイン。住宅の主が出迎えるように、親しみのある空間が広がります。これもブランドの統一コンセプトだとか。
またスタッフは通るたびに笑顔。何かあれば声をかけてくれて、とてもフレンドリー。(※シンガポール在住10数年の通訳の方によると、シンガポールでこんなにホスピタリティが感じられるのは珍しいそう!ホテルの教育が行き届いているんだと思いますとのこと)
フロント横のロビーは、住宅のリビングをイメージ。床にはラグが敷かれ、客室もそうなのですが知人の家に招かれたような雰囲気を出すのに一役かっています。(※これもインディゴブランドのこだわり)
そしてエレベーターホールや部屋に行くまで、統一感のある空間が続きます。
また併設のレストランは、警察署だった伝統的な建物をリノベーション。女性一人でも全然寛げてしまうおしゃれで素敵な空間もプラナカンのモチーフであふれています。メニューも朝食にはカヤトーストや麺類などもあり、昼食・夕食はプラナカン料理を提供(ラクサ…めちゃめちゃ美味)。
>
ストーリー性があり、かつ細部までこだわったデザインは、SNSの拡散で評判になり人気がでているそうですが、納得。誰かに伝えたくなるワクワクすることが散りばめられているんです。
そのワクワク感が頂点になる、気になる客室は……長くなったのでまた明日にでも。
■ホテル インディゴ シンガポール カトン(公式)
※美しいプールもホテルインディゴのこだわり。カトンの街はシンガポール初のヘリテージタウンに認定され高い建物が無いので、最上階にあるインフィニティプールからは、街が一望できます
>
この記事へのコメント