ロボットクリエーター高橋智隆氏の講演会へat六本木ヒルズ「KIDS' WORKSHOP」
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
今日は、六本木ヒルズで開催中の「KIDS' WORKSHOP」の講演会に当選し息子と参加してきました。電車は空いていたのに、六本木駅は子ども連れでいっぱい。駅を出ると…ドラえもんが……他にも沢山イベントがあり、親子連れで賑わっていました。
セミナーの講師は、あのキロボを制作したロボットクリエーター高橋智隆氏、テーマは「ロボットと人の未来 」。高橋氏の世界を舞台にした(しかも、グランドキャニオンをロボットに登頂させるなどとても面白い)仕事にまつわる話に始まり、なぜロボットクリエーターになったかという思いや経歴、そして未来を担うこどもたちのメッセージまで、非常に興味深く親の私も学びの多い一時間でした。
ロボットクリエーターになったきっかけは、鉄腕アトムが好きで、手塚治虫先生の話を子どもの頃に聞いたのが原点なそう。趣味でロボットは作られていたものの、立命館高校から立命館大学産業社会学部という文系の道を歩まれていたそうです。しかし卒業時は就職氷河期で、納得できる就職先に決まらず、同時にモノづくりをしたいという思いが再熱し、なんと翌年京都大学工学部へ入りなおしたというのも、すごいですね。
起業後も、自らがクリエイターであり続けたいという思いから、人を雇わず現在も一人。でも実際の仕事では、多くの専門家や企業と一緒に仕事をし協力をしながら進めている…という話も興味深く拝聴しました。他にも、ロボカップの試合のこぼれ話や、日本と海外のロボットの違い(※日本のロボットはアニメの影響を受けていて、機械と人間の中間的な存在。またロボットを一から作ると日本は世界一だけれど、プログラムだけ書き換えて競うと一位にはなれない等)、子供はもちろん、大人も引き込まれるお話でした。
そして、子ども達へのメッセージは3つ
■作ってみよう。手を動かすことで新しいアイデアがでる
■自分の好き(=感性)が基準
■迷ったらユニークで面白い選択肢を選ぶ
どれも共感できるお話でしたが、特に最後の「迷ったらユニークで面白いものを選ぶ」ということについては、「皆が選ぶものは普通。ユニークで面白いものは作った人のこだわりや思いが込められている。きっと苦労をすることも多いし使い勝手が悪いなど、色々な事が起こる。そこからら学ぶことに意義がある。」という話は、なるほどなあと。今の時代にこそ、こういった考え方は必要だなあと思いつつ帰途につきました。
息子にも、何かぐっとくるものがあったと期待しています。
ところで、高橋氏が監修した自分で作るロボット「ロビ」ですが、講演会でも拝見したのですが、すごい可愛い!!話は勿論、ダンスをしたり、テレビをつけてくれたり、一家に一台欲しい感じです。
ディアゴスティーニから週刊でパーツ付の冊子が発売されているそうなのですが第一弾は完売。復刻盤もでているとのことで、機会があればと思ったのですが。なんと毎号2000円ほどで1年半。全部で14万円ほどかかるそうです。一から自分の手であんなロボットができたらいいだろうなあと、ちょっと思いますが、うーむ。高橋氏によると、5年後ぐらいには1家に一台ロボットという時代になるとのことで、それまで待とうかな。
いずれにしても、非常に充実したセミナーでした。こういった機会を頂いた事務局の方、講師の高橋氏に感謝。
■ロボ・ガレージ 高橋智隆氏HP
■アカデミーヒルズ サマースクール
■六本木ヒルズ
今日は、六本木ヒルズで開催中の「KIDS' WORKSHOP」の講演会に当選し息子と参加してきました。電車は空いていたのに、六本木駅は子ども連れでいっぱい。駅を出ると…ドラえもんが……他にも沢山イベントがあり、親子連れで賑わっていました。
セミナーの講師は、あのキロボを制作したロボットクリエーター高橋智隆氏、テーマは「ロボットと人の未来 」。高橋氏の世界を舞台にした(しかも、グランドキャニオンをロボットに登頂させるなどとても面白い)仕事にまつわる話に始まり、なぜロボットクリエーターになったかという思いや経歴、そして未来を担うこどもたちのメッセージまで、非常に興味深く親の私も学びの多い一時間でした。
ロボットクリエーターになったきっかけは、鉄腕アトムが好きで、手塚治虫先生の話を子どもの頃に聞いたのが原点なそう。趣味でロボットは作られていたものの、立命館高校から立命館大学産業社会学部という文系の道を歩まれていたそうです。しかし卒業時は就職氷河期で、納得できる就職先に決まらず、同時にモノづくりをしたいという思いが再熱し、なんと翌年京都大学工学部へ入りなおしたというのも、すごいですね。
起業後も、自らがクリエイターであり続けたいという思いから、人を雇わず現在も一人。でも実際の仕事では、多くの専門家や企業と一緒に仕事をし協力をしながら進めている…という話も興味深く拝聴しました。他にも、ロボカップの試合のこぼれ話や、日本と海外のロボットの違い(※日本のロボットはアニメの影響を受けていて、機械と人間の中間的な存在。またロボットを一から作ると日本は世界一だけれど、プログラムだけ書き換えて競うと一位にはなれない等)、子供はもちろん、大人も引き込まれるお話でした。
そして、子ども達へのメッセージは3つ
■作ってみよう。手を動かすことで新しいアイデアがでる
■自分の好き(=感性)が基準
■迷ったらユニークで面白い選択肢を選ぶ
どれも共感できるお話でしたが、特に最後の「迷ったらユニークで面白いものを選ぶ」ということについては、「皆が選ぶものは普通。ユニークで面白いものは作った人のこだわりや思いが込められている。きっと苦労をすることも多いし使い勝手が悪いなど、色々な事が起こる。そこからら学ぶことに意義がある。」という話は、なるほどなあと。今の時代にこそ、こういった考え方は必要だなあと思いつつ帰途につきました。
息子にも、何かぐっとくるものがあったと期待しています。
ところで、高橋氏が監修した自分で作るロボット「ロビ」ですが、講演会でも拝見したのですが、すごい可愛い!!話は勿論、ダンスをしたり、テレビをつけてくれたり、一家に一台欲しい感じです。
ディアゴスティーニから週刊でパーツ付の冊子が発売されているそうなのですが第一弾は完売。復刻盤もでているとのことで、機会があればと思ったのですが。なんと毎号2000円ほどで1年半。全部で14万円ほどかかるそうです。一から自分の手であんなロボットができたらいいだろうなあと、ちょっと思いますが、うーむ。高橋氏によると、5年後ぐらいには1家に一台ロボットという時代になるとのことで、それまで待とうかな。
いずれにしても、非常に充実したセミナーでした。こういった機会を頂いた事務局の方、講師の高橋氏に感謝。
■ロボ・ガレージ 高橋智隆氏HP
■アカデミーヒルズ サマースクール
■六本木ヒルズ
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