【IATA旅客代理店精算システム研究会30周年記念講演】に登壇~ソーシャル時代を勝ち抜くための実践ノウハウ
2012年5月25日(金)、ザ・キャピトルホテル 東急 桐の間にて開催された
IATA旅客代理店精算システム研究会30周年記念 基調講演に登壇いたしました。
テーマは
ソーシャル時代を勝ち抜くための実践ノウハウ
~旅行者視点で考える~選ばれる理由・選ばれない理由~
システム研究会様は、国際航空券の発券認可を受けられた「IATA店舗」にて構成され、会社を超えて国際航空券の発券・精算等のスムーズな運営や情報について意見を交わす場として設立された研究会。国際航空券の専門家の皆様の集まりで、今回は設立から30年を迎えた節目として開催されました。

研究会に所属の皆様は、旅行者と接する機会は多くはないとのことで、実は今回のセミナーのテーマはかなり迷いました。事務局の皆様に、アドバイスやご意見を頂戴し、業務を超えて業界的に注目度が高いテーマがいいということで、今回のテーマに。
(お世話になった事務局の皆様と一緒に懇親会後に会長の塩沢博様(中央)を囲んで記念撮影。事務局の皆様、本当にいろいろとありがとうございました。そしてお疲れ様でした。この場を借りて御礼申しげます)
講演では、SNSの概要から効果的な利用法、またSNSに限らず消費者に伝わる情報発信のコツなど実践的なこともご紹介させていただきました。セミナー開始時にパソコンがフリーズするアクシデントもあり、参加者の皆様にはご迷惑をかけてしまいましたが(申し訳ありません)、セミナー後の懇親会の場では『わかりやすかった』『実践的でよかった』とお声掛けをいただき、ほっとしております。
ご参加いただきました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

講演の後の懇親会では、美味しいお料理を頂きながら、旅行会社、航空会社、日本旅行業協会(JATA)の皆様と歓談。システム研究会OBの方や協力会社様の方からのお祝いやご挨拶は、いずれも今のようにチケットレスでの運用までの歴史を感じるお話。そしてIATA日本代表の中沢様からもご挨拶が。IATA(イアタ)とは国際航空運送協会のことで、航空運賃のルールなどを決めている…という大まかなことは存じていたのですが、それ以上はわからず名前は知っているものの謎めいた存在だったので、中沢様のお話は新鮮で勉強になりました。
IATAでは航空運賃の他、空港の離発着料の交渉、航空ビルの賃料の交渉、そして驚いたのが空の領域の交渉もされているそうです。まっすぐ飛んでいると思いきや、日本の空域は軍専用となっている領域もあり、それを避ける為、山を越えるように上下に蛇行しながら運航しているとか。その山をなくして航路を平らにすると、燃料、そして時間も削減できるのだそう。いろいろな活動があるのですね。
システム研究会様の活動もそうですが、いろいろな方の手を経て旅行商品ができあがり、そして安全に旅に参加できることを改めて感じました。こういった消費者には見えにくい、商品の背景にある様々な仕事や働く方々も、ぜひSNS等でご紹介頂くことで、企業や商品のブランドが向上し、付加価値になるものと思います。
SNSは販促ツールとしてよりも、そういった共感、親近感、信頼感を得る手段として有効だと思っています。即効性はありませんが、これからの時代、選ばれるためにはそういった信頼感などが何よりも大切になってくると思われます。是非、本日のセミナーが少しでもお役にたてば幸いです。私もこのテーマ、今後も追っていきたいと思います。
最後になりましたが、改めまして、IATA旅客代理店精算システム研究会30周年記念おめでとうございます。
システム研究会様のますますのご発展を心よりお祈りしております。
■IATA(英語)
※追記:お土産で参加者に配られたザ・キャピトルホテル東急『オリガミ』のメープルナッツブレッド。これ、とても美味しかったです。
■ザ・キャピトルホテル東急ラウンジ『オリガミ』
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~旅行者視点で考える~選ばれる理由・選ばれない理由~
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研究会に所属の皆様は、旅行者と接する機会は多くはないとのことで、実は今回のセミナーのテーマはかなり迷いました。事務局の皆様に、アドバイスやご意見を頂戴し、業務を超えて業界的に注目度が高いテーマがいいということで、今回のテーマに。
(お世話になった事務局の皆様と一緒に懇親会後に会長の塩沢博様(中央)を囲んで記念撮影。事務局の皆様、本当にいろいろとありがとうございました。そしてお疲れ様でした。この場を借りて御礼申しげます)

ご参加いただきました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

講演の後の懇親会では、美味しいお料理を頂きながら、旅行会社、航空会社、日本旅行業協会(JATA)の皆様と歓談。システム研究会OBの方や協力会社様の方からのお祝いやご挨拶は、いずれも今のようにチケットレスでの運用までの歴史を感じるお話。そしてIATA日本代表の中沢様からもご挨拶が。IATA(イアタ)とは国際航空運送協会のことで、航空運賃のルールなどを決めている…という大まかなことは存じていたのですが、それ以上はわからず名前は知っているものの謎めいた存在だったので、中沢様のお話は新鮮で勉強になりました。
IATAでは航空運賃の他、空港の離発着料の交渉、航空ビルの賃料の交渉、そして驚いたのが空の領域の交渉もされているそうです。まっすぐ飛んでいると思いきや、日本の空域は軍専用となっている領域もあり、それを避ける為、山を越えるように上下に蛇行しながら運航しているとか。その山をなくして航路を平らにすると、燃料、そして時間も削減できるのだそう。いろいろな活動があるのですね。
システム研究会様の活動もそうですが、いろいろな方の手を経て旅行商品ができあがり、そして安全に旅に参加できることを改めて感じました。こういった消費者には見えにくい、商品の背景にある様々な仕事や働く方々も、ぜひSNS等でご紹介頂くことで、企業や商品のブランドが向上し、付加価値になるものと思います。

最後になりましたが、改めまして、IATA旅客代理店精算システム研究会30周年記念おめでとうございます。
システム研究会様のますますのご発展を心よりお祈りしております。
■IATA(英語)

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