旅行ジャーナリスト村田和子のブログ

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
今日は午前中、超音波の検査に。7月ぐらいから何となく違和感が……と思ったら初期の胆のう結石とのこと。手術はせず、当面薬をのんで様子をみることになりました。そろそろ体も本気で労らないといけないようです。

さて思ったよりも検査が早く終わり、次の仕事までに時間があったので、以前から気になっていた銀座のスワンカフェへ。(朝食抜きだったので、お腹もいい具合にペコぺコ）
銀座昭和通りにあるオープンテラスのカフェはパリのシャンゼリゼのカフェのような雰囲気。今日は温かく外のオープンテラスも気持ち良さそうでした。



店内に入り、案内に従ってまずは席を確保。それからカウンターでオーダーと支払いをします。
もらった番号札を持って席でまっていると、料理を運んできてくれるシステム。
キッシュとサラダのプレート、自家製パン、スープ（無農薬人参のスープ）、珈琲をつけて750円。キッシュ、大変美味でした(今日はベーコンとホウレンソウ）。また食後の珈琲も優しい味わい。お値段も銀座としては考えられない価格で、明るい店内は女性一人ランチも多く、のんびりできます。

さて、こちらのカフェへ行きたかった理由はもうひとつ。
実はヤマト福祉財団とヤマトホールディングス株式会社が設立、運営をしていて、働いている方の7割は障害者の方なんです。本当の意味で障害者が自立する為にはどうしたらいいか……そんなところから生まれたお店。ベーカリーも含めると全国に20以上もお店があるようです。


出されるお食事も本当に美味しく、ホスピタリティもしっかりとしていて感心。お水の気遣いや、空いたお皿の下げ方など、ランチタイムの最中、どこの店でもおろそかになりがちなところも、きっちりと。帰る際には扉を開けてお見送りまで。｢美味しかったです。ご馳走様｣と店を後にしました。

｢働く｣｢サービスを提供する｣ということに、障害者という甘えはなく、それぞれが自分の役割を真摯にこなしていて活気があります。また周りのスタッフの方も大変に気持ちのいい応対でお店全体が優しい雰囲気♪(お客様も含めて）居心地がとてもいいのです。



障害と一言でいっても個々に状況は違うことでしょう。それぞれにあわせて役割や生きがいをもって働ける環境を作るのは簡単なことではないと思います。でもできている。オーダーのオペレーションなども、工夫をされた結果なのかな……と思ったりしておりました。先日もカンブリア宮殿でヤマト運輸の歩みを2回に渡り放映されており興味深く拝見しましたが……学ぶべき点が多いです。

さてスワンカフェ、次回は14時以降に行って、銀座の蜂蜜をつかったパンペルデュ(フレンチトースト）を食べたいなあと思っています。機会があれば是非訪れてみてください。
隣は営業所なのかな？　大きな黒ネコちゃんの看板もみえました。

■スワンカフェ
■スワンについて
※2010年10月家族旅行、子連れ旅行を応援する家族deたびいオープン！
© All rights reserved　Kazuko　Murata　since　2006