東北地方への旅行需要喚起について思うこと~心理的・地理的距離が左右(フォートラベル調査より)
こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
昨日夕方、アドバイザーをするフォートラベルより以下リリースを発信しました。「震災後の旅行計画について」「東北地方への旅行について」それぞれ調査・分析して発行しております。
5月に調査した結果なのですが、東北への旅行については「積極的に行きたい(27.4%)」が「気が進まない。避けたい(17.2%)」を上回る結果に。ただ詳細をみていくと「東北へ行こう」と漠然とPRするだけでは、「そうだね。東北へ行きたいね」とは思っても、実際に足を運んでもらうのは難しいように思います。
旅行者側からみると、旅先は無限にあります。その中で「あえて東北へ行く」というのは結構ハードルが高いもの。関心の高い方から取り込み、その方たちに実際に足を運んでもらって帰宅後周りに状況を伝えてもらう……そんな循環が上手く回るといいなあと思います。
例えば、東北地方へ「積極的に行きたい」という人は、「親戚や友人がいる」「思い出の地」など、何かしら東北に縁がある人(=心理的に東北が近い人)が多く、地理的な距離も旅行意欲に大きく影響しています。西日本以西に在住の人からは「東北は遠い。震災如何によらず、費用も時間もかかり旅行先としては難しい」という声も。
また現状では「復興活動の邪魔になりそう」「不謹慎では?」「交通機関がどこまで整っているのか不安」「避難されている方がいる地域に行きづらい」といった声もあります。
どういった人が東北への旅行に前向きなのか、どんなところに躊躇しているのか、しっかりを把握して、ターゲットを決めて情報を発信すること。また東北地方といっても場所により状況は様々。それぞれの地元発で発信する生の情報なども旅行者は必要としていると感じました。
実施条件としては「原子力発電所の安全が確保されたら(29.3%)」が、「余震の可能性が低くなったら(26.6%)」よりも多く、特に小学生以下の子どもがいる人は敏感。このことからも家族旅行については更にハードルが上がること、旅先も通常の方より限定された場所に現状では成らざるおえないかと思います。
その他、今後の旅の需要喚起に参考となるようにと、フォートラベルの広報担当者とともに情報を様々な角度から分析。ここぞ・・というものをピックアップしてお伝えしておりますので、以下よりご確認いただければ幸いです。
→詳しい調査結果はフォートラベル「東日本大震災による旅行計画への影響」アンケート結果報告へどうぞ
↓目次です
---------------------------------------------------------------------
東日本大震災による旅行計画への影響 アンケート結果報告
-約6割が「影響がない」。属性により意識に差。
東北への旅行意欲は心理的・地理的距離が左右-
----------------------------------------------------------------------
■約6割が震災は旅行計画に「影響がない」。
居住地などの属性により意識に差。20代は影響少なく。
■震災の旅行計画への影響、一番は「旅行先」。旅行予算・回数は減少傾向。
■東北地方への旅行意欲は、心理的・地理的距離が左右。
子どもがいる人は原発に慎重な姿勢。
----------------------------------------------------------------------
※旅行に関する執筆・講演・アドバイス等、仕事に関するご相談・ご依頼はメールでお願い致します
※取得資格:一級販売士・ファイナンシャルプランナー・総合旅行業務取扱管理者
※2010年10月家族旅行、子連れ旅行を応援する家族deたびいくオープン!
© All rights reserved Kazuko Murata since 2006
昨日夕方、アドバイザーをするフォートラベルより以下リリースを発信しました。「震災後の旅行計画について」「東北地方への旅行について」それぞれ調査・分析して発行しております。
5月に調査した結果なのですが、東北への旅行については「積極的に行きたい(27.4%)」が「気が進まない。避けたい(17.2%)」を上回る結果に。ただ詳細をみていくと「東北へ行こう」と漠然とPRするだけでは、「そうだね。東北へ行きたいね」とは思っても、実際に足を運んでもらうのは難しいように思います。
旅行者側からみると、旅先は無限にあります。その中で「あえて東北へ行く」というのは結構ハードルが高いもの。関心の高い方から取り込み、その方たちに実際に足を運んでもらって帰宅後周りに状況を伝えてもらう……そんな循環が上手く回るといいなあと思います。
例えば、東北地方へ「積極的に行きたい」という人は、「親戚や友人がいる」「思い出の地」など、何かしら東北に縁がある人(=心理的に東北が近い人)が多く、地理的な距離も旅行意欲に大きく影響しています。西日本以西に在住の人からは「東北は遠い。震災如何によらず、費用も時間もかかり旅行先としては難しい」という声も。
また現状では「復興活動の邪魔になりそう」「不謹慎では?」「交通機関がどこまで整っているのか不安」「避難されている方がいる地域に行きづらい」といった声もあります。
どういった人が東北への旅行に前向きなのか、どんなところに躊躇しているのか、しっかりを把握して、ターゲットを決めて情報を発信すること。また東北地方といっても場所により状況は様々。それぞれの地元発で発信する生の情報なども旅行者は必要としていると感じました。
実施条件としては「原子力発電所の安全が確保されたら(29.3%)」が、「余震の可能性が低くなったら(26.6%)」よりも多く、特に小学生以下の子どもがいる人は敏感。このことからも家族旅行については更にハードルが上がること、旅先も通常の方より限定された場所に現状では成らざるおえないかと思います。
その他、今後の旅の需要喚起に参考となるようにと、フォートラベルの広報担当者とともに情報を様々な角度から分析。ここぞ・・というものをピックアップしてお伝えしておりますので、以下よりご確認いただければ幸いです。
→詳しい調査結果はフォートラベル「東日本大震災による旅行計画への影響」アンケート結果報告へどうぞ
↓目次です
---------------------------------------------------------------------
東日本大震災による旅行計画への影響 アンケート結果報告
-約6割が「影響がない」。属性により意識に差。
東北への旅行意欲は心理的・地理的距離が左右-
----------------------------------------------------------------------
■約6割が震災は旅行計画に「影響がない」。
居住地などの属性により意識に差。20代は影響少なく。
■震災の旅行計画への影響、一番は「旅行先」。旅行予算・回数は減少傾向。
■東北地方への旅行意欲は、心理的・地理的距離が左右。
子どもがいる人は原発に慎重な姿勢。
----------------------------------------------------------------------
※旅行に関する執筆・講演・アドバイス等、仕事に関するご相談・ご依頼はメールでお願い致します
※取得資格:一級販売士・ファイナンシャルプランナー・総合旅行業務取扱管理者
※2010年10月家族旅行、子連れ旅行を応援する家族deたびいくオープン!
© All rights reserved Kazuko Murata since 2006
この記事へのコメント