オンライン旅行の可能性。新たな旅スタイルになるインパクト #オンライン青森夏まつり 

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。先日NHKラジオでもご紹介を、そして今週は名古屋テレビの番組でも取り上げたオンライン旅行。コロナ禍になる前は、バーチャルとかオンラインについて、ちょっと冷静に考えていた私。やはり旅はリアルでこそ!の想いが強かったのだと思います。ただ緊急事態宣言が出され不要不急の外出を控える中、多くの施設がオンラインを通じて、様々な情報を配信してくれました。今自分たちにできることを……!という思いが伝わる内容で、家から出られない状況もありたくさんの楽しみや発見の機会を頂きました。
ポイントは、動画ではなくライブであること。似ているようでこの二つは全然違うと思います。
場所は離れていても時間を共有することで、人の結びつきや地域や施設への愛着がわく。天気も時々で違うし、時折ハプニングも起こるのが臨場感がある……そんなオンライン旅行の可能性を感じ始めたのが5月のこと。

そこから数か月、オンライン旅行も、日々進化しています。先日は、JALが初めて実施した、 JAL 羽田-隠岐デジタルフライトで行く、隠岐 海士町の潮風リモートトリップ の配信現場に立ち会う貴重な機会を頂きました。
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参加者には、航空券、旅のしおり、JALの機内ドリンクや航空会社のマーク入りの紙コップ、客室乗務員のメッセージや手作りマップなどがあらかじめ到着。さらに「体験用BOX」として~海士町産のサザエやヒオウギ貝などの海産物、そして調理に使う、金属製の専用缶なども届けられます。
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出発時刻にzoomへアクセス。クルーに迎えられ空港を出発してパイロット気分でフライトへ。到着すると現地のコーディネーターが出迎えてくれて神社への参拝やカヤックに乗るなどの観光も。そしてかんかん焼きのレクチャーを受けて調理を開始。

磯の香りがする中で、みんなでモニター越しにサザエをほおばれば、まさに旅気分。磯の香りに嗅覚も刺激され、まさに五感で楽しむ旅(どんな環境で育っているか?海士でとれるサザエは砂がなくて美味など解説を聴きながら頂きます)。
同じ時間を共有することで親近感もわき、ぐっと旅先への想いも強くなります。
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実は旅育でも、旅の計画・出発前が大事というお話をしています。まさにオンライン旅行は、その出発前のコンテンツとしても非常にいい。
愛着とちょっとした事前知識を持って旅をすると、ぐっと得ることも多くなると感じます。今回は、観光の合間に、パイロットや客室乗務員の方とzoomを通じて話ができる機会も用意があり、これは実際の旅では無理な、オンラインならではのメリット。
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■実際の「JAL 羽田-隠岐デジタルフライトで行く、隠岐 海士町の潮風リモートトリップ 」旅の模様はトラベルウォッチさんが詳しくレポートされています、ぜひ以下へ。次回はまだ開催は未定とのこと。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1266697.html

そして、近々で注目なのが、 #オンライン青森夏祭り。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止になった青森県の人々を元気づけようと企画されたもの。前夜祭が7月31日(金)、本祭が8月1(土)と2日(日)で開催。
zoomを使った、体感型のプログラムは、無料で参加できるものから、プチプライスで楽しめるものまで。お子さんからご年配の方まで楽しめそうです。私もまずは前夜祭に参加申し込みを。また事前に物産をお送りいただける枠もと思ったらこれは締切でした(※青森のお酒やジュースを送ってもらい乾杯したかった)。でも、まだまだ参加受付をしているプログラムは多数あります。
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発起人の熱い思いに、たくさんの協力者が集まり、短時間で大変な規模のオンライン祭りになりそうです。
リアルで減っている新たな人や体験との出会いも感じられる貴重な機会にもなりそうです。
オンライン旅行ってどう?と思っている方、ぜひ参加してみてはいかがでしょう?

ここ数年、訪日とシニア世代に支えられてきた観光業。私の父母も80歳を超え思いはあっても遠出は厳しいと言葉にするようになりました。年配の方や障害があったり、旅へ行けない方へも新たな旅のスタイルとして楽しめるとあって、オンライン旅行は、アフターコロナになっても、旅の一つのスタイルとして根付きそうな気がします。

注目をしていきたいと思っています。

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