withコロナの観光復興。大切なのは安心・安全に旅する指針&世論

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。久しぶりに旅の投稿です。
本日、緊急事態宣言の一部解除が発表される予定です。地域により対応が異なってくるわけですが、きちんと移動等の指標について、また感染症の専門家による旅行者や観光事業者の運営について指針が出ることを願います。

観光復興の予算案なども出されていおり賛否両論ございますが、私自身は事業者への支援はもちろん必要ですが、消費者が動くためには金銭的な補助(ふっこう割のようなもの)よりも、安心安全に旅をするための情報や環境整備、そして世論のほうが重要だと思っています。
新型コロナは、自分だけではなく他人に知らず知らずに感染させてしまうリスクがある以上、安心・安全に旅できる指針や環境が整わなくては、いくら金銭的な補助をしても動けない、躊躇する方が多いと思うのです。

ストレスを抱える中で、環境が整えば旅へ行きたいという潜在ニーズは大きいと考えます。こういう点に配慮し守ることで「旅に行ってもいい」という公の目安(例えば県をまたがなければOKなど)、そして「必要な人、行きたい人が、出かけられる世論・雰囲気」が整えば旅へ出る方は多いことでしょう。

旅は不要不急の外出にあたるのでは?という議論もあがりそうですが、私自身は旅行ジャーナリストの活動をして以来、旅は日常を元気に、豊かにするものだと言い続けております。今回の自粛を受けて、多くの方がレジャーという側面だけではなく、心身の健康を保つうえで重要であることを実感されたのではないでしょうか?
小さなお子様を抱える方、ネット情報も得にくく日々の生きがいがなくなっている高齢者の方。その他自粛でメンタル的にギリギリの方は多くいます。私自身が息子が生後4か月の時に、旅で育児疲れから救われたように、旅で心身が癒され元気になる方も多いのです。
コロナの影響で、金銭的なサポートが必要な方もいれば、気持ちのケアが必要な方もいます。個々状況が違うこと、それぞれの立場を認めることを、こんな時だからこそ心がけたいものです。

現在宿泊業は、経営面の心配をしつつ、現場では感染拡大の対策をしながらお客様をどう受け入れるか?従業員をどう守るか?を模索中です。
現状は各施設で対応をしていますが、本来は感染症の専門家視点で基本指針を出し、それにもとづき安全の徹底をする。そのうえで必要な対応について「施設」に補助金を出す(あるいは当面安全と言えない施設について何かしらの救済処置をする)のが大事ではないかと思っています。おそらく国や各団体が動かれているものと思いますが、リスクは0にはならない中、旅行者、受け入れ側双方に対して、どこまで対応したらよしとするのか示さないと、常に不安がつきまといますし、安心・安全の判断がつきません。。

例えばビュッフェを個別に対応する宿も増えていますが、これは人件費がかかります。移動の座席は一列おきにするほうが良い、あるいはレジャー施設などでは入場できる制限を設けるなどの指針を出したうえで、実施する企業に補助金などをすべきではないでしょうか。

ここ数か月、観光業はひたすら我慢でした。今までの災害と異なるのは、手を差し伸べる支える元気がある地域や人がいないこと。
今回の解除を受けた地域の方には、引き続き自粛を求められる地域を支える元気を、ぜひさきに取り戻してほしいと思います。

コロナと共存しながら、どう生きるか試されている気がします……未来を信じ頑張りましょう!
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