星野リゾートロテルド比叡~千秋楽イベントへ「発酵と厄払いで一隅を照らす」

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。新型コロナウイルスの感染があっという間に広がり、先の見えないなんともいえない不安感が漂っています。毎日ニュースで大好きなクルーズ船、ダイヤモンドプリンセスを見るたび、中にいらっしゃる皆さまやご家族、またクルーやダイヤモンドプリンセスの関係者の皆様の気持ちはいかほどかと。また観光業の今後も考えると、先が見えない状況に、私も気持ちがふさぎがちになります。
そんな折、3月末で星野リゾートの運営が終了するということで、「星野リゾート ロテルド比叡」の千秋楽イベントにお招きいただき行ってまいりました(※運営は変わりますがロテルド比叡は残ります)
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比叡山に佇むロテルド比叡は、滋賀県の鮒ずしに代表される「発酵」をテーマにした食と、延暦寺や、坂本ケーブルカーで降りた地にある日吉大社などでの「厄払い」の2つを魅力に展開してきたリゾート。
今回のイベントでは特別な厄払いもあり「一日も早く新型コロナウイルスが収束し、平和な世の中になるように」とお祈りをしてきました。
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1日目は、一緒にホテルの魅力をつくられてきた地元の皆さまから「発酵」を学び、その後は「発酵フレンチ」を味わいました。
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そして2日目は、比叡山延暦寺根本中堂での朝のお勤めに始まり、無動寺で大阿闍梨様による法話、そして午後からは、ケーブルカーで門前町阪本へ下り、日吉大社にて「山王社参」という23の社を、はらえことば&しんごんを唱えながらお参りす特別な参拝を体験。
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思い起こせば、5年前、星野リゾートが運営を開始する時にも訪れたのですが、「京都を捨てる。滋賀をテーマにする」という星野代表の宣言も懐かしく感じます(オープンのレポートはこちら)。
稼働率、収益ともに当初の目標を大きく超えて達成と素晴らしいかたちで終えられるとのこと。
唐澤様初め、スタッフの皆様の頑張り、そして魅力づくりをご一緒にしてきた地元の方との信頼関係があったからこそ、様々な魅力あふれるリゾートに成長されたのだとイベントを通じて感じました。
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※スタッフの皆様~ロテルド比叡のエントランス前で

昨年の夏には、プライベートで母と息子の三世代で伺ったのですが、リゾートの進化が素晴らしくて驚き、「今度は夫と再訪したいな」と思っていたところです。3月末で星野リゾートの運営ではなくなるのはとても残念ですが、素晴らしい千秋楽イベントに参加できたこと大変光栄に思います。
3月末までは、特別プラン「湖のオーベルジュの千秋楽プラン」を初め、様々な厄除けや、発酵を楽しめるプランがあります。残り少ない期間ではありますが、本当におすすめなので、ぜひ訪れてみてくださいね。(女子一人旅、女友達、母娘、グループそしてカップルでも楽しめます)
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※写真は見た目も可愛い「発酵スモーブロー朝食」

星野リゾート ロテルド比叡 ホームページ
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今は人混みが心配という方も心配ご無用。冬の比叡山はとても静かです(※ちなみに京都の町中も中国の団体ツアーが渡航禁止になっているので、人が少ないです)丁度訪れた時には、雪が降り幻想的な景色がひろがっていました。そんな中、余計な情報はシャットアウトし、朝から祈る時間は心が清らかに洗われます。
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※ロテルド比叡から、比叡山延暦寺方面を望む
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無動寺の大阿闍梨様の法話は、比叡山での修行の内容や千秋楽のテーマにもなっている「一隅を照らす(※)」についてなど、ずっしりと心に響くお話ばかり。「一隅を照らす」とは、比叡山をひらいた最澄さまのお言葉。自分が今置かれた立場で出来ることを考えしっかりと務めることで、社会が明るく照らされる。他者に寄り添うことの大切さを改めて考える機会になりました。
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新型コロナウイルス報道をみていると、先行きが見えない不安から感染者の方を差別したりという動きもあるようです。でも忘れてはいけないのは「感染者の方も被害者」だということ。自分や自分の大切な人がその立場になることだってないとはいえません。
怖いという思いや不安にかられると、どうしても自分を守ろうという思いが働き、時に他の人を傷つけることもある。
こういう時だからこそ、凛とした姿勢で、自分ができることを粛々としたいと思います。

素敵な機会にお招きいただきましたこと、御礼申し上げます。
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※総支配人の唐澤様と

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