GDP発表と旅行の関係?:年末年始の旅行動向が発表されました

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
GDP発表に激震が走りましたが……実は年末年始の旅行調査の分析をしている中でちょっと気になったことが。

11月上旬に調査し、昨日アドバイザーを務めるフォートラベルから発表された”2014-2015年 年末年始の過ごし方アンケート結果”の概要は以下の通り。
■年末年始の休暇は平均8.3日。国内旅行は12/31、海外旅行は12/27が出発のピーク。人気の旅行先は台湾。
【TOPIC1】休暇開始日は「12月27日(土)」、休暇日数は「9日」が多数
【TOPIC2】年末年始の過ごし方は「海外旅行」22.3%、「国内旅行」12.6%、「帰省」18.4%
【TOPIC3】国内旅行の期間は平均「4.0日」 人気の旅行先は「北海道」「長野県」「東京都」「沖縄県」
【TOPIC4】海外旅行の出発日は「12月27日(土)」がピーク 人気の旅先は「台湾」「タイ」「ベトナム」
【TOPIC5】海外旅行予定者の91.4%、国内旅行予定者の61.4%が旅行手配に着手
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これだけでは、何が問題かわかりにくいのですが着眼したのはtopic2。詳細レポートには掲載をしておりますが、年末年始の過ごし方で
■増加したのは、「自宅中心で過ごす」(2.6ポイント)、「日帰り旅行」(0.6ポイント)
■減少したのは、「海外旅行」(2.8ポイント)、「国内旅行」(2.7ポイント)、「帰省」(1.9ポイント)
⇒今年は調査を早めに実施したこともあり、これから伸びが期待できる一方で、それを割りかえして算出してみても、旅行意欲はやや落ち着いた状況にあると思われます。
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また、過ごし方が決まっていない人の理由は、
■例年通り多いのは「同行者との調整の問題」(28.2%)、「まだ決める時期ではない」(25.4%)
■対昨年では「経済的な問題」「休暇日数の問題」が微増
旅行意欲は景況感とも関係があることから注視したい
もちろんGDP発表前に、こちらの分析等は済ませておりますが、あれ?ちょっと心理的に旅行にブレーキがかかっている人が多いのかな?という印象が。

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ただ、国内旅行へ行かれる方の期間は平均「4.0日」と、過去最高。実は国内旅行って、休暇が長くなってもあまり期間は変わらず(※海外旅行だと休暇が増えると長期化する傾向にあるのですが)、平均は3.●日どまり。今年と同様に休暇が長かった昨年も3.6日だったので、対昨年で0.4日増となっています。年末年始に0.4日増ということは、旅行費用も上がっていることが予想され、行かれる方はリッチ傾向に。

そう考えると、何となく巷でいわれていた、好景気が還元されているのは上場企業など一部、家計に還元されていない人も多い中、物価が高くなり逆に節約志向が強まっているのでは?というのとリンクしているような気がしております。フォートラベルの調査は、旅行好きに調査しており一般的にどうなのか…他企業の調査結果にも注目をしたいと思います。

個人的には消費税8%になってから、外税方式が増えたため、レジに行って「あれ?思っていたよりも高い」と感じたり、先日も水筒を忘れて駅の自動販売機でペットボトルを買ったら「160円」。あれ?ペットボトルってこんなに高かったけ?としみじみ自動販売機を見つめたばかり。
消費税、そして選挙どうなるのでしょうか。

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