旅の安全管理~天竜川の事故に思うこと。クルーズの避難訓練

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
天竜川の転覆事故のニュース、2名が死亡、お子さまを含む3名が依然行方不明とのこと。
痛ましいニュースに心が痛みます。お亡くなりになられたかたのご冥福をこころよりお祈り申し上げます。

そして問題となっているのが救命胴衣の着用の徹底がなされていなかったこと。
ニュースをきっかけに、万一の時の対応を再度確認・徹底する動きも始まっているようですが、こういった緊急時対応の徹底の難しさを改めて感じました。

250-IMG_8470.jpg本来的には、頻度だけではなく、起こった際のリスクの大きさも視野に入れて、日頃の対応をすべき。でも今回の救命胴衣だけではなく、一般的に頻度が高い事項については注力をしますが、”万一の時”のことについては、平穏な時にはついおろそかになりがちです。

そういった中、すごいなあと思うのが、クルーズの避難訓練。写真は先日の香港発着のクルーズの時のものですが、クルーズには避難訓練が義務づけられており、乗船して最初に行われます。




250-IMG_8469.jpgクルーズ船では部屋ごとに、どの救命ボートに乗るかが決まっており、集合場所も詳しく決まっています。その情報は、シーパスカードという部屋のキーであり、船内ではお財布がわりになる常に携帯するカードに明記されています。

実際に訓練では、本番と同様に緊急のアナウンスが流れると集合場所へいき点呼をとります。スタッフも毎回その誘導をしているわけですから、非常に手慣れたもの。また乗客は広い船内、場所を指定されただけではなかなかわかりにくいですが、こうやって実際に行けばしっかりと記憶にも残ります。


250-IMG_8467.jpgちなみに救命胴衣は各船室に常備されています。
写真は船室の収納の状況を撮影するために撮影したのですが、隅にオレンジの救命胴衣が見えるでしょう?人数分用意されています。



250-IMG_8870.jpgさらに、今回は息子も一緒でしたが、ロイヤルカリビアンでは子供には、手にプラスチック製のバンドをつけてくれます(ハンバーガーではなく右手にご注目!)
ここには避難に必要な集合場所などの情報がかかれており、万一親と離れている時に緊急事態が発生しても、スタッフがそれを見て集合場所に誘導しれくれるというシステム。これには、感心しました。

船だけではなく、バスやタクシー、電車、飛行機などに乗れば、旅行者としては信用して身をゆだねるしかありません。
人命を預かっている大切な仕事であることを、それぞれのサービス提供企業は勿論、サービスを実際に提供する方自体がしっかりと認識。誠意ある対応を切に願いたいと思います。





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※取得資格:一級販売士・ファイナンシャルプランナー・総合旅行業務取扱管理者
※2010年10月家族旅行、子連れ旅行を応援する家族deたびいくオープン!
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